東京外国為替市場では、ドル買い・円売りが強まり、一時1ドル=122円台となりました。2015年12月以来の円安水準です。
NY市場で一時1ドル=122円台 6年3か月ぶりの円安水準 #nhk_news https://t.co/iOXFlguqZD
— NHKニュース (@nhk_news) March 24, 2022
ドルは他の通貨に対してさほど上がっておらず、円だけが下がっています。
有事の円買いにはなりませんでした。
構造的な問題もありますが、日米の金融政策の差も影響していると言われています。
この円安は投機的な売りというより貿易赤字が常態化していた所に資源高になったから実需が円を売ってるので根深そう。生産力の減少で通貨安になるマグマが溜まってたところにコモ高がトリガーを引いた感じじゃないかな。
— 三味線 (@f10523) March 24, 2022
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また長期金利も0.24%となりました。
長期金利、0.240%に上昇 オペ通知なく売りかさむhttps://t.co/mc25QTSVJl
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 25, 2022
金利が上がれば経済が今までと逆回転するのではという指摘も。
過去40年に渡って続いた債券バブルが終わろうとしています。
長期金利が本格的な上昇トレンドに入れば、バリュエーション低下に伴って株価が低迷し、インフレによってコモディティや資源国株がブームになります。 pic.twitter.com/rJOg8b7yYz
— バフェット太郎 (@buffett_taro) March 24, 2022
アメリカの長期金利はすでに2.3%です。
日銀が円売り介入すると予想されるので、円が売られるという状況に。あっちを立てればこっちが立たず、です。
円、対ドルで122円台に下落 6年3カ月ぶり安値https://t.co/QINvjS5plB
日本の長期金利が0.23%まで上昇したことで日銀が無制限の国債買い入れ策である「指し値オペ」を実施するのではないかとの思惑が円売りにつながっている。
ーー「指し値オペ=円売り介入」の連想効果。— 滝田洋一(日本経済新聞) (@yoichitakita) March 24, 2022
また、日銀の黒田東彦総裁が、午前中の財務金融委員会で、外国為替市場の円相場で円売りが加速していることは「円に対する信認が失われたということではない」と円安を容認する答弁をしました。
日銀総裁「円の信認失っていない」 https://t.co/V2x8MlsoCD
黒田氏は円安が進んでいる要因について、堅調な米国経済と、米長期金利の上昇を背景に、運用に有利なドルを買うために円を売る動きがあると指摘。
国内企業が支払いのために円を売ってドルなどを調達する需要も強くなっているとの見方も。
— SankeiBiz (@SankeiBiz_jp) March 25, 2022
円安で株価は上がりましたが、企業の調達や家計への影響は今後大きくなりそうです。
黒田日銀総裁~為替はファンダメンタルズ反映し安定推移が望ましい、為替動向を引き続き注視、円に対する信頼が崩れたわけではない、最近の円安は輸入企業のドル買いや米金利上昇などの指摘ある、単に物価が上昇すればいいとの考えではない、円安が全体として日本経済にプラスとの構造は変わらない
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) March 25, 2022
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日本人は貧しくなっていく一方でしょうか。
皺寄せしまくりでしょうね。サプライヤーさんとか可哀想 https://t.co/bXja0FXOle
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) March 25, 2022
イオンががんばっても、4月からは価格改定と値上げのニューノーマルになりそうです。
新しい会社四季報は「価格改定」と「値上げ」の嵐です。日銀はこのまま緩和を続けられないでしょう。まもなく政治圧力がかかってきます。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) March 23, 2022
市井の日本人も資産防衛を考えなくてはならない岐路に立っています。