「見えない敵」と闘う困難さ
こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
本日は新企画として「党三役ライブ」が行われました。
直前まで何を話すかまったく知らされないまま柳ヶ瀬総務会長に招集された藤田さんと私。
オールアドリブで進行したわりには、なかなか双方向で楽しい番組内容になっているのではないでしょうか。
個人的には
「フロー大減税で流れを良くする吉村」
「手元に残る現金を増加する馬場」
などのキラーワードが出てきたことがツボでした(動画21:24~)。
1万回再生いったら第二回があるとかないとかの噂なので、ぜひご視聴&チャンネル登録をよろしくお願い致します!
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さて、この党三役ライブの終了後に岸田内閣の支持率と「闘いづらさ」「手強さ」について3人で話しておりました(オンエア中に話せばよかった)。
岸田政権発足から半年 内閣支持率59.1% JNN世論調査
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6011215.html
発足半年で菅内閣が70.7%から44.4%と3割以上の激減となったのに対して、岸田内閣は微増となっています。
これはやりたいことが明確であった菅内閣と、いまだに曖昧模糊としている岸田内閣の差ではないかと思います。
菅内閣は賛否はあれど、携帯料金の引き下げや不妊治療の削減、あるいは学術会議への毅然とした対応など、やりたいことやメッセージが明確でした。
一方で「令和の検討使」とも揶揄される岸田総理は、発足から半年が経ってもいまだに明確なビジョンが見えてきません。
経済政策における「あたらしい資本主義」も、社会保障制度における「勤労者皆保険」も、お題目だけが繰り返されていまだに中身は「検討中」。その全容が明らかになるのは、意図的に参院選後になるでしょう。
こういう「見えない敵」「中身がない敵」と闘うのは、幹がどっしりしている相手と闘うよりはるかに難しいのですよね。柳のようにこちらの攻め手がかわされ、「検討中」で逃げられる。
有権者から見ても、「なんだかよくわからないけど、大きな問題はなさそう」という消極的な支持につながってしまい、それが今の支持率維持という結果をもたらしているのではないでしょうか。
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ただ、闘う相手は選べませんから、泣き言を言っていても仕方ありません。
時間が経てば経つほど「検討」という言葉が効かなくなってくることも事実。
本質的な政策議論に「検討使」を引きずり出せるよう、対案を出しながら国会後半の論戦に臨んでまいります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年4月4日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。