山本太郎氏が議員辞職:「政治の暴走を食い止めたい」とまずは自分が大暴走

15日、れいわ新選組代表の山本太郎衆院議員が議員辞職することを発表しました。山本太郎氏は昨年10月に衆院選に比例東京ブロックで当選したばかりで、現在1期目の任期の途中でした。

【記者会見詳報】参院選選挙区出馬の意向 山本太郎氏が衆院議員辞職 れいわ新選組代表:東京新聞 TOKYO Web
れいわ新選組代表の山本太郎衆院議員は15日、衆院議長宛に議員辞職願を提出した。同日午後、記者会見を開き、今夏の参院選に出馬する意向を表...

辞職が認められると、れいわの比例名簿で次点だった櫛渕万里氏が繰り上げ当選の候補となります。

山本太郎氏は「山本太郎は衆議院議員を辞職いたします」「参議院選挙に出馬いたします」「参議院選挙が終わった後、政治的な空白期間、選挙の空白期間ができます。その間に行われるであろう政治の暴走を何としても食い止めなければならない」とその動機を述べています。

または「茶番にならないような人たちを増やしていかなければならない。そういう思いで辞職することを決めました」と会見で語っていますが、大多数の国民にはこれ自体が茶番に映っていないか心配です。

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仕組みとしては、合法ですが、「気持ちのよい話ではない」との指摘も。

音喜多氏や野党は、この考えられた「戦略」に対して紳士的な対応ではなく、しっかりと対策をせよという指摘も。

この方法なら、衆参両院の比例で議席を水増しできます。選挙詐欺だという指摘も。

これもまた民主主義です。

惚れ直す人もいます。これもまた民主主義です。

予断ですが、NHK党も参院選に山本太郎さんを投入するそうです。こちらも茶番の香りがします。

もう一度民主主義と選挙制度を考え直すときがきているのかもしれません。

pederk/iStock