とうとう1ドル=127円台へ:日本の窮乏化は止まらないのか

18日のニューヨーク外国為替市場で円がドルに対してさらに下落しました。一時は1ドル=127円台をつけました。127円台になるのは19年11か月ぶりとのことです。

NY外国為替市場 一時1ドル127円台の円安に およそ20年ぶり | NHK
【NHK】18日のニューヨーク外国為替市場では、アメリカの長期金利の上昇を受けて円安ドル高がさらに進み、円相場は一時、およそ20年…

日銀が金融緩和の継続と円安容認を宣言する一方で、アメリカでは金利の引き上げが継続するとの見方が強めっており、円を売ってドルを買う動きが強まっています。

黒田日銀総裁 日銀HPより Motortion/iStock

昨日の黒田総裁のけん制は効果がありませんでした。

https://twitter.com/ataruchanstock/status/1516180506773422080

ここのところ日本円は経済制裁を受けているロシア・ルーブルを除けば一人負けの状態です。

国民経済はひっ迫しますが、業種によっては大きな追い風になっています。

https://twitter.com/kabutocho_ho/status/1515823930267041792

日銀が痛みを伴った出口を探るべきだとの指摘も。言うは易く行うは難しです。

お金の心配がない人は、なんだか嬉しそうです。

1ドル130円台も見えてきました。日本経済はイベント当事者ではないのにいちばんダメージを受けるという歴史が今回も踏襲されるのでしょうか。日本の没落の端緒でないことを願います。