とうとう1ドル=127円台へ:日本の窮乏化は止まらないのか

18日のニューヨーク外国為替市場で円がドルに対してさらに下落しました。一時は1ドル=127円台をつけました。127円台になるのは19年11か月ぶりとのことです。

エラー|NHK NEWS WEB

日銀が金融緩和の継続と円安容認を宣言する一方で、アメリカでは金利の引き上げが継続するとの見方が強めっており、円を売ってドルを買う動きが強まっています。

黒田日銀総裁 日銀HPより Motortion/iStock

昨日の黒田総裁のけん制は効果がありませんでした。

あたるちゃん🎯 (@ataruchanstock) on X
おはようございます🌞 黒田日銀総裁の4/18発言 ・急速な円安はマイナス大 ・最近は1カ月で10円ほど進みかなり急速 ・企業の事業計画に困難を来す恐れ ・コスト転嫁できない企業は収益減少の恐れ 「円安は日本にプラス」との見解を事実上修正。 でもドル円は127円へ上昇。 130円台が現実味( ゚д゚)

ここのところ日本円は経済制裁を受けているロシア・ルーブルを除けば一人負けの状態です。

国民経済はひっ迫しますが、業種によっては大きな追い風になっています。

兜町放浪記 (@kabutocho_ho) on X
おはようございます。 円相場がじりじりと127円台へ迫っています。株式市場で円安メリット株が大活況か?といえば元気が足りません。「悪い円安」などという風説に配慮でしょうか。 ドルで支払いを受ける会社はいいことしかありません。海運株には神風が吹きっぱなしです⛴️⛴️⛴️

日銀が痛みを伴った出口を探るべきだとの指摘も。言うは易く行うは難しです。

お金の心配がない人は、なんだか嬉しそうです。

1ドル130円台も見えてきました。日本経済はイベント当事者ではないのにいちばんダメージを受けるという歴史が今回も踏襲されるのでしょうか。日本の没落の端緒でないことを願います。