18日のニューヨーク外国為替市場で円がドルに対してさらに下落しました。一時は1ドル=127円台をつけました。127円台になるのは19年11か月ぶりとのことです。
日銀が金融緩和の継続と円安容認を宣言する一方で、アメリカでは金利の引き上げが継続するとの見方が強めっており、円を売ってドルを買う動きが強まっています。
昨日の黒田総裁のけん制は効果がありませんでした。
ここのところ日本円は経済制裁を受けているロシア・ルーブルを除けば一人負けの状態です。
日本円はルーブル並み!)価値を失ってます.トホホ。半導体だけでなく長年成長せぬ日本経済に世界の投資家が魅力なしの烙印.円売り歯止めかからず.政治家も経営者も技術者も目覚めなければ日本沈没 !
To remain static is to lose ground 現状維持は負け戦 ーDavid Packard pic.twitter.com/eRLjROMlD7— Takeshi Hattori, Ph.D. , Hattori Consulting Int'l (@TAKESHIxHATTOR1) April 15, 2022
国民経済はひっ迫しますが、業種によっては大きな追い風になっています。
日銀が痛みを伴った出口を探るべきだとの指摘も。言うは易く行うは難しです。
アメリカ始め各国が利上げをする中で、日銀が頑強に金融緩和を続ける限り、円安は止まりません。そしてそれは、輸入品価格の値上げを招いて国民生活を圧迫します。日本の都合だけで金融緩和を維持する事は不可能であり、痛みを伴っても出口を探らざるを得ないと思います。https://t.co/yVYloh4NGn
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) April 18, 2022
お金の心配がない人は、なんだか嬉しそうです。
円安の結果、フランスのマクドナルドでセットを頼むと14.7ユーロなので、約2010円。
ファーストフードでも一食2000円越えが当たり前になって来ましたなぁ。。、 pic.twitter.com/eJW5ajx1E3
— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hirox246) April 17, 2022
1ドル130円台も見えてきました。日本経済はイベント当事者ではないのにいちばんダメージを受けるという歴史が今回も踏襲されるのでしょうか。日本の没落の端緒でないことを願います。