プーチン大統領の健康不安説を裏付ける会談

ロシアの国民は、パーキンソン病に罹患している疑いのあるプーチン大統領に任せておいていいのかな?

プーチン大統領が簡単に失脚するとは思っていないが、健康に不安があるのであれば、いつ何があってもおかしくない。

先日放映されたプーチン大統領とロシア国防相の会談は、よくよく見るとプーチン大統領の健康不安説を裏付けるものだった。

プーチン大統領とロシア国防相の会談 クレムリンHPより

手足の震えを抑えるためにテーブルの角を握りしめていたのだろう、などと言われると、如何にもそのように思える。

足の震えが隠せなかったようだ、などという話も飛び交っているが、私にはそこまでは見えなかった。

しかし、何かおかしいことは否定出来ない。

どんな人にも寿命はある。

プーチン大統領一人永遠の生命を享受する、などということはあり得ない。

ロシアとウクライナとの間の戦いは長引きそうだ、という観測が有力になりつつあるが、長引けば長引くほどプーチン大統領は窮地に追い込まれることになるはずだから、今年の秋口までには何か決定的なことが起きそうである。

もはや、プーチン大統領の威令はロシア軍の末端までは届かなくなっているのかも知れない

プーチン大統領の長机には皆さん違和感を持たれておられたようで、あちらこちらで相当不評だったようである。

プーチン大統領は結構世間の評判を気にしているのかな、と思うようなことが昨日のロシア国防相との会談のテレビ報道で垣間見えた。

今度は、喫茶店の小ぶりのテーブルのような机を挟んでの面と向かっての相対の会談だった。

プーチン大統領が如何にも机の両端を握りしめて国防相との相対の会談に臨んでいたように見えたのが印象的だった。

最近のプーチン大統領は、どうやら極端から極端に走ってしまうようだ。

軍事専門家の皆さんにはどう映ったのか分からないが、現に激しい戦闘状態にあるロシア軍の指揮官から見ると、最高指揮官であるプーチン大統領の言動には何かしら不安感が付き纏い、単純にその命令には従えないな、と思わせるような要素があったのかも知れない。

マリウポリを制圧したという報告を受けて、プーチン大統領はロシア国防相に製鉄所「アゾフスターリ」への攻撃の中止を命じたという話だったが、現地では未だに空爆が続いているという。

ロシア軍内部での情報伝達に色々不具合が生じているらしい、という話だったが、現状ではプーチン大統領の命令が現地では直ちには執行されないという状況になっているのであれば、ひょっとするとこれは結構深刻な事態なのかも知れないな。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2022年4月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。