国内銀行の大手5行は、3月に続き、5月から適用する住宅ローン金利を発表しました。主力の固定型10年の最優遇金利は全行が4月水準から引き上げられました。アメリカの長期金利の上昇が、日本の住宅ローン金利の上昇を招いているようです。
住宅ローン、5行引き上げ 5月、大手銀固定10年金利https://t.co/Jtdje5Gt8l
最優遇金利を最も低く設定したのは三井住友信託銀行の0・90%で、前月から0・05%引き上げた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 28, 2022
日銀の金利政策はどこまで影響力を保てるでしょうか。
固定金利型の住宅ローン、メガなど4行が5月に引き上げ…3月に続き
4行ともに10年固定の基準金利を4月適用金利から3・05~3・70%
一方、企業向け貸出金利などに連動する変動金利型は、4行ともに金利を据え置いた。https://t.co/UipDW53wjn
⇒日銀の金利維持、どこまで持つのか。— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) April 28, 2022
不動産投資家のキャッシュフローは厳しくなってくるとの指摘も。
住宅ローン固定金利が上昇。大手都市銀行は1~1.5%程度。今後変動金利も上昇したら低利回りの都内収益物件はキャッシュフロー超キツくなるよね。次の物件は現金で買おうかな。これ以上、借金増やすの怖くなってきた。
https://t.co/3dz2ubglej— JOJO@不動産投資家 (@jojo_felicity) April 28, 2022
また、変動金利が上がるタイミングは固定金利よりも後になりますが、そのタイミングがいつくるかの予測は難しいです。
メガバンクの住宅ローン固定金利が上昇。
・固定金利→長期金利が指標→米国金利に連動
・変動金利→短期金利が指標→マイナス金利政策と表裏一体決まり方は別モノ。マイナス金利解除には賃金上昇によるインフレがマスト。よって変動金利上昇は相当先と考えています。https://t.co/bMheRemgeZ
— 塩澤 崇|モゲチェック|COO@MFS (@takashishiozawa) April 28, 2022
今までは固定金利で借りて後悔している人も多くいましたが、今後はどうなるでしょうか。
ヤフコメで変動の方がいいって言ってるのが驚く。
固定金利が上がったから変動の方がいいって
おいおい
住宅ローン金利、5行が引き上げ 5月、大手銀行固定10年(共同通信)#Yahooニュースhttps://t.co/TNpYP2G07m
— 高校生でも分かる米国株 (@USStockhanako) April 28, 2022
変動金利が上がっても、「125%ルール」や「5年ルール」が適用されて、月々の支払いはしばらく変わりませんが、当然ですが未払い利息は残るので気をつけたいところです。
19年目の現役銀行員が思う『変動金利』が分かってない人が多すぎる!住宅ローンで元利均等(毎月同じ金額の返済)の人は復習。「5年ルール」「125%ルール」は理解してる?そもそも変動金利は6か月見直し。金利が変わっても5年間は返済額が同じで、上がっても元々の125%まで。でも知ってほしいのは「
— ヤトー|現役銀行員 「支店長の次に偉い人」 (@yatou_business) April 23, 2022
たしかに、住宅ローン減税はとてもパワフルな制度でしたが、これから利用する人は金利にも注意が必要かもしれません。逆に減税期間が終わった人は、返済方法に関して一考する必要があります。
はじめていうけど『住宅ローン減税』のことを知らにゃい人が多すぎる。どうせ国がやることでしょって甘くみては絶対ダメ。住宅ローンを借りるだけで” 13年間 ”税金がもどってくる!?「年収433万」「金利1.44%」「3000万」「35年ローン」を借りた場合もどってくる金額は「位置情報」に書きました。
— ねこ@建てた後も人生を豊かに (@neko_sales) April 25, 2022
日銀は金利上昇を防ごうとしていますが、国民の利益につながるかどうかは判断が分かれるところです。
円安容認というより「円安促進」で金利上昇を防ごうということだろう。円安は大企業にとってはプラスだから日経平均は上がるが、それは日本人の3割にしか恩恵をもたらさない。
日銀、市場との全面対決 黒田総裁「緩和継続」の勝算: 日本経済新聞 https://t.co/NXsF1JNeGK
— 池田信夫 (@ikedanob) April 29, 2022
これから日本人は常に金利を意識して生活していくことになるかもしれませんね。