新型コロナウイルス対応の改正特別措置法に基づく営業時間の短縮命令を受けた「グローバルダイニング」が「営業の自由を保障した憲法に違反する」などとして東京都に損害賠償を求めた訴訟の判決が、東京地裁でくだされました。
松田典浩裁判長は、都の命令について「特に必要だったとは認められない」として違法と判断しました。時短命令の是非について司法の判断が出るのは初めてで、注目が集まっていました。
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ただし、このマスコミの報道姿勢には多くの疑問が見られるようです。
【速報: #グローバルダイニング への時短命令は「違法」判決@東京地裁】
時短命令は、特措法の要件を満たさず違法!
(ただし、都知事の注意義務違反は認められず請求は棄却)
※現在、「違憲・違法認めず敗訴」だけ打っているマスコミが多発していますが、誤報です!
即刻訂正せよ!!— 倉持麟太郎RintaroKuramochi (@kurarin0116) May 16, 2022
今回の判決を歓迎する声が多いです。
素晴らしい! https://t.co/HDmKuMz0c6
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) May 16, 2022
違法性の判断が一部で下されたことは大きいです。
グローバルダイニング訴訟の件に関して言いたいことはたくさんあるが、一審で違法性の判断は少なくとも一部については下された。政治や分科会は必要性の乏しい緊急事態宣言やまん防延長等を行わないよう、また国民との従前の約束に違うようなゴールポストの移動をしないように、くれぐれも自戒すべし。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) May 16, 2022
少なくとも処分の違法性は肯定されました。
グローバルダイニング社vs東京都の国賠訴訟、請求棄却ではあるものの、処分の違法性は肯定されたので、実質的には勝訴ですね
当事者・代理人・協力された専門家の皆さま、本当におめでとうございます!
コロナ時短命令への賠償認めず、飲食店側敗訴 東京地裁: 日本経済新聞 https://t.co/lklVmjJM4p
— 平 裕介 (@YusukeTaira) May 16, 2022
松田裁判長は、小池知事に「都知事に過失があるとまでは言えない」の述べましたが、このタイミングでの小池知事の海外出張は、敵前逃亡と取られても仕方のない行動です。
ボブ・サップ以来の敵前逃亡https://t.co/0OsDh4LSEB
— 倉持麟太郎RintaroKuramochi (@kurarin0116) May 16, 2022
グローバルダイニングの長谷川社長、倉持弁護団長のコメントが出ています。
【速報】
マスコミの方のミスリードが目立ちますが、
命令は違法です!!!!
判決を受けての #グローバルダイニング 長谷川社長、倉持弁護団長のコメントは以下です。#コロナ特措法違憲訴訟#命令は違法 pic.twitter.com/8zL74N2t0P
— コロナ特措法違憲訴訟弁護団公式アカウント★ (@kuso_suba) May 16, 2022
今後の推移が注目されます。