岸田政権が新指針:「室内で会話なしならマスク不要」は浸透するか

後藤厚生労働相は、屋内でも、人との距離が約2メートル以上確保でき、ほとんど会話しない場合はマスク着用は必要ないという政府見解を述べました。すでに屋外では会話がなければ近距離でも着用不要としていました。

マスク、屋内でも距離あり会話なしなら不要 政府「例えば図書館」 | 毎日新聞
 政府は20日、新型コロナウイルス感染症対策でマスク着用を必要としない場面についての見解を発表した。周りの人と距離が近いまま会話する時をのぞいた屋外と、屋内でも周囲との距離を保てて会話をほとんどしない場合は、着用は不要と位置づけた。2歳以上の未就学児については場面を問わず「着用を一律には求めない」と

夏場は熱中症の危険性があるため、屋外で「着用不要」に当たるケースでは、むしろマスクを外すことを推奨しています。

「もともと『外してよい』との考えだった」と述べる後藤厚労相ですが、なんとか着地点を見つけようとする姿勢は見受けられます。

しかし、この指針によって日本人の多くが行動を変えられるのでしょうか

日本人の感覚だと安全側に大きく寄ってしまいます。

各自治体は責任をとるような決定をしたくないので、こんなことになりそうですね。

https://twitter.com/he_greater_i/status/1527818520708677632

マスコミにはぜひがんばってほしいものです。

インフルエンザも怖いですが、お医者さんは以前から室内でマスクはしなくてもよいと行動で示していました。

エビデンスがないからと言って、発育にマスクの影響がないとしていいのでしょうか。保育・教育現場ではすでに影響が出ているのですが、影響がないというエビデンスはあるのでしょうか。

マスクが当たり前の社会になってしまいましたが、元に戻ることはできるのしょうか。

「もともと『外してよい』との考えだった」と述べる後藤茂之厚労相