「あだ名禁止」で日本の教育は復活するか

アゴラ編集部

友達を「あだ名」で呼んだり「呼び捨て」にしたりせずに、「さん付け」するように指導する小学校が増えているそうです。

このため、ネット上でも「あだ名禁止」がトレンドに上がりました。

「あだ名」「呼び捨て」は禁止、小学校で「さん付け」指導が広がる 讀賣新聞 2022/05/28

根本的に問題を取り違えている、そもそもの前提が間違っているという指摘は多く聞かれます。

あだ名があってよかったという意見も非常に支持されているようです。

キテレツ大百科のブタゴリラの話を思い出す人も多いようです。

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そもそも犯罪なのだから、学校のなかで起こったこともしっかりと取り締まれという意見も以前からあります。

これは一年以上前の記事です。

文部科学省の問題行動・不登校調査によると、全国の小学校でのいじめ認知件数は増加傾向だ。2020年度は42万897件の報告があり、このうち約6割が「冷やかしやからかいなど」だった。

・・・ということですが、ここから「あだ名禁止」「さん付け」指導に飛んでいくところに、教育現場の混乱や苦悩が垣間見られます。

このような問題の取り違えが発生しているのは、学校だけではないのかもしれません。