来春卒業予定の大学生らに対する企業の面接などの採用選考が1日、解禁されました。しかし、解禁ルールは形骸化し、すでに6割以上の学生が内定しているといわれています。
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【読売新聞】
企業間の採用競争の激化によって青田買いが進んでいるます。
今の時点で内定をもらっていない人は根本的に就活のやり方がまちがっているそうです。
企業の倫理憲章なんて、あってないようなものです。
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現時点で内定のない学生にもまだチャンスはあります。空前の人手不足ですから。
昨年の就活生から、出遅れた学生に真摯なアドバイスも。
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一方、就職氷河期世代で就職できなかった人たちは現在も抜本的な解決に至っていません。2003年の大卒の「就職率」は、55.1%ともいわれています。
同志社大学の商学部を出ても就職できなかった時代もありました。昨年に行われた兵庫県宝塚市の「就職氷河期世代限定の職員採用試験」は4人の枠に1800人以上が応募しました。氷河期世代から見ると、現下の就活事情はどうのように見えるのでしょうか。
就職氷河期から20年、中年男性は新人公務員に…2019年11月[あれから]<21>
【読売新聞】 「試験結果 合格」。2019年11月、木村 直亮 ( なおあき ) さん(47)のもとに、1通の封書が届いた。差出人は、兵庫県宝塚市人材育成課。 この年、同市は全国に先駆けて、〈就職氷河期世代〉限定の職員採用試験に踏み
その氷河期世代も数年前から管理職になるようになりましたが、採用がもともと少なかったので母数が少なく、「なんでこんなやつが管理職に?」とか、言われたい放題です。
40代課長に「なんでこんなやつが」という人材が多い根本原因 氷河期世代だから不適格者も昇進
今年4月から、38歳から49歳になる「氷河期世代」が管理職適齢期に入りつつある。人事ジャーナリストの溝上憲文氏は「氷河期世代は人数が少ないので、そのほとんどが管理職になる“全入”時代に入る可能性が高い。だが、無理に昇進させるため、その中には管理職に不適格な人も目立つ」という――。
でも、残念ながら会社には代わりの若い社員がいます。日本はそういう社会です。
20数年前は異常な仕事不足、昨今は異常な人手不足。このような悲劇を生んだ原因を直視できないまま、日本は少子高齢化を突き進みます。