衆議院予算委員会の審議で、れいわ新選組の大石あきこ議員が、岸田総理を「鬼」「財務省の犬」などとののしり、「飼い主を間違えたらだめだ。首相の本来の飼い主は国民でないとだめだ」と付け加えました。その後、根本予算委員長に注意される場面がありました。
大石あきこ議員「総理、消費税は減税しませんか?」
岸田首相「減税は考えてません。社会保障の安定財源として重要である」
とのやりとりのあとの発言でした。
岸田総理へ改めて質問をしないまま自身の持ち時間は終了し、根本委員長から「用語の使い方には十分お気を付けください」と注意を受けるという事態となりました。
大石あきこ議員は、まだまだ言い足りない様子です。
#大石あきこ 6/1予算委員会
先ほど総理を鬼と呼ばせていただきましたが、もう一つ名前を差し上げます。資本家の犬、財務省の犬。
総理、飼い主を間違えちゃだめでしょ。総理の本来の飼い主は国民でないとだめじゃないですか。
(リプ欄へ続く)https://t.co/Tb2Iy2YZH1
※staff更新#国会中継 pic.twitter.com/Xt3isaU9SH— 大石あきこ れいわ新選組 衆議院議員 (@oishiakiko) June 1, 2022
その際、大石あきこ議員は鬼のパネルとか、かわいい犬のパネルとかを出しました。
今の政治に怒りを持っているのは同じやけど、鬼のパネルとか犬のパネルとか、国会でやることなのかな。国会の審議を学芸会にしたくない。それだけです。 https://t.co/ODXyYsFp4s
— たつみコータロー 前参議院議員 (@kotarotatsumi) June 1, 2022
効果的なパフォーマンスならまだいいのですが、これは支持者以外に効果はあるのでしょうか。
衆院予算委で「消費税の減税は考えていない」との岸田首相にれいわ新選組の大石晃子氏が「この鬼。もう一つ差し上げます。資本家の犬、財務省の犬」と罵った。予算委員長から用語の使い方に注意。選挙が近づけばパフォーマンスに更に拍車がかかるれいわ新選組。お里が知れる…https://t.co/ivHYOCGHmx
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) June 1, 2022
一部の熱烈な支持者からは歓迎されるものの、野党の品性が疑われかねません。
れいわ新選組の大石晃子氏が今日の衆院予算委員会で、岸田文雄首相を「資本家の犬、財務省の犬」と罵ったことがニュースになっています。
こういうこと言うと喜ぶ人たちが支持者だから、つい言ってしまうんでしょうね。— KAZUYA (@kazuyahkd2) June 1, 2022
閣僚や議員を国民が飼っているという認識は途方もない勘違いだという指摘も。
閣僚や議員を国民が飼っているという認識は途方もない勘違いです。国民は彼らに血税をもって公務員としての特殊用務を委託しているのであり、それ以上でもそれ以下でもありません。国民の代表の立場を完全に誤認識している勘違い議員は国会から退場するのが妥当です!https://t.co/jpnd0R904o
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) June 1, 2022
岸田首相は「財務省の犬」などと言われたことについて、総裁選時に実施したライブ配信で「正直言ってなんでだろうかなと。自分自身は首を傾げている」と答えているようです。
岸田政権に正面からケンカを売った財務次官の悲惨な末路 FRIDAYデジタル
この件で、岸田政権の支持率がさらに上がらないといいのですが。