Twitter「裏アカウント」運用にはご用心

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

国会も最終盤で相変わらず諸事に追われており、本日は軽い雑談をば。

某問題の論争から、とあるTwitterアカウントが有名人の「裏アカウント」ではないかという疑惑が持ち上がっています。真偽もよくわからないので、まあそれはそれとして。

scyther5/iStock

基本的に誰であろうとも、「裏アカウント」「サブアカウント」と言われているものをこっそり運用するのは良くないと思います。モラル的な面というより、単純にやっている人にもメリットが乏しくリスクが高いからです。

「Aアカウントは仕事の話を発信して、Bアカウントは雑談をする」

と決めて公言しているなら問題ありませんが、素性を隠して別のアカウントを運用する場合、どうしたって言葉や表現が過激になります。

人間というのは社会的な動物ゆえに、本人とそれにまつわる人間関係に制限されていない限り、どこまでも粗暴になってしまう生き物なのであります。

最初は穏当に自分の意見を肯定したり、批判者に対して軽い反論を試みる程度であったはずのアカウントが、いつしか口汚く周囲を罵るようになり名誉毀損状態へ一直線・・・という例は枚挙に暇がありません。

そしてどんなに細心の注意を払っていても、なにかのきっかけでバレる。自分自身の誤操作というケースがもっとも多いでしょうけど、完璧にやりきれる人というのはかなり少数ではないでしょうか。

かくて著名人・有名人であれば裏アカウントがバレてニュースに、そうでない普通の人であっても周囲の信頼や友人を失うという結果になってしまうわけですね。

私もTwitter歴13年になり、裏アカを運用したことはありませんが、政党アカウントの「中の人」をやっていた時にやはり「誤爆」をしたことがあります。

また特定の人しか読まない「有料記事」を書いていたときも、言葉が過激化して失礼を働いてしまったこともありますし、やはりSNS発信についてはできる限りオープンにやっておくべきだと自戒を込めて。

動画でもコメントしました。

雑談ですが本日はこんなところにて。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年6月7日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。