おっさんが若く見えるためには「女子力」が必要

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還暦近くにもなると「年齢より若く見えますね」と言われると、正直嬉しいものです。同世代のほとんどの男性も私と同じだと思います。

私は、自分で言うのも何ですが、同世代に比べると比較的若く見られる方だと思いますが、そのための努力もしています。努力によって若さを手に入れられるのです。

男性の外見から年齢を判断される要素としては、服装、髪型、肌ツヤの3つがあるのではないでしょうか?

例えば、服装のセンスが20代の頃から止まってしまっている50代男性を時々見かけます。せめて、今風のシンプルで清潔感のある服装を心がけるべきです。そのために必要になるのが、コントロールされた体です。

体が締まっておらず、体脂肪率が高いと、背中にも肉がついてクマさん体型になります。まるっこく見えて、お腹が出るとだらしなく見られ、年齢よりも老けて見られることになります。「筋肉は最大のファッション」なのです。

姿勢も大切です。猫背で肩が丸まっていると、老化を感じさせてしまうのです。胸を張って、骨盤を立てる姿勢を維持することが大切になります。

また、髪型も重要です。フサフサである必要は必ずしもありませんが、手入れされていない白髪まじりのボサボサヘアは避けるべきでしょう。ごま塩頭は、カラーリングした方が若く見えます。

そして、肌ツヤです。くすんでいて顔色が悪かったり、シミがあったりすると老け顔になります。

それぞれの要因に解決するための方法があります。

まず、服装はシンプルにユニクロでも良いと思いますが、ファッションコンサルを付ける手もあります。また、体型は、食生活と運動によって維持することが可能です。私がやっているのは、ご存知の白米ダイエットとパーソナルトレーニング(写真)。そしてSTEPNをやりながらのウォーキングです。さらに、以前ブログに書いたこれも、クリニックで継続しています。

髪は表参道の髪カリスマに4週間に1度チェックしてもらうようにしています。

さらにスキンケアに関しては、選んでもらった化粧水を使い、サプリを飲みながら、ネオスカルプトと同じクリニックで脱毛やレーザー治療をしてもらってます。また、日焼け止めの利用も必須です。

このように、今や男性も女性がやっているようなケアを時間とお金をかけてやることが、見た目の若さを保つために必要なのです。

しかし、若さを決めるのは外観だけではありません。若者相手に説教したり、先輩風を吹かせたりするのは「中身がおっさん」と思われるだけです。

外見も内面も若さを維持することは、健康にもつながります。人生100年時代を考えれば、健康のために自分なりの努力を続けるべきです。それは、見た目はどうでも良いと思っているおっさんも例外ではありません。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年6月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。