ここで候補者を切り捨てる、立民執行部の非情:組織のガバナンスも崩壊

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

選挙戦も残すところあとわずか、おそらく本日は候補者本人が多摩エリアにがっつり入れる最終日ということで、私も朝から町田駅に向かいました。

急行電車がかなり混んでいて、座れず小一時間くらい立って揺られていたら身体に蓄積ダメージがっ…!

ということで今日は不調気味だったのですが、馬場共同代表も駆けつけて本人は至って元気に活動。

商店街の練り歩きでは、スピーカーとマイクの一人二役で私もバックアップ。

尻上がりに反応も良くなっており、残り日程でどこまで追い上げ、追い越せるかが勝負です!

さて、他党のことをどうこう言っても仕方ないんですが、さすがに政策云々ではなく人の道としてないんじゃないかという事件が起きておりました。

立憲民主党が強気に二人の候補を擁立していた神奈川県選挙区にて、なんとここにきて一人に一本化する(立候補は取り下げられないので、一人を見捨ててもう一人に支援・集票を集中する)ことを表明しました。

すでに多くの方から指摘が入っているとおりですが、私も主に以下の3点から空いた口が塞がりません。

・せめて公示日前に済ませておくべき判断。人生をかけて(見捨てられた候補は地方議員を辞職して挑戦している)挑戦している候補者本人・その家族・支援者全員に対する裏切り行為

・それだけのみならず、すでに多くの有権者が期日前投票を済ませている。それを政党の都合ですべて「死票にする」と宣言したことの罪は果てしなく重い

・仮に一本化を組織内部で決めたとしても、それを大々的に発表することも疑問。せめて悟られないように水面下で調整をするべきでは

で、当然に切り捨てられた本人も支援者も納得などできるわけなく、候補者本人も活動を継続するし、その陣営に入っていた立憲民主党の現職衆議院議員も支援継続を宣言されています。

組織人としては反党行為にあたるのかもしれませんが、私はこれは中谷議員のほうが筋が通っていると感じざるを得ません(友人であることを差し引いても)。

まさに人の道を外れた決断であり、組織としてのガバナンスも崩壊。このような政党・政治集団に野党第一党を任せるわけにはいかないという想いを強くするばかりです。

神奈川県選挙区から、維新は「松沢しげふみ」が激しく当落を争っています。

是非皆様の一票は全国の維新候補者に賜りますよう、引き続きよろしくお願い致します。

明日も馬場伸幸共同代表&藤田文武幹事長で、東京は2チーム展開っ!

それでは、また明日。

立憲民主党 泉健太代表 同党HPより


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年7月5日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。