京都選挙区は定数2に対して、9人が立候補しています。立憲民主党の現職・福山哲郎氏、日本維新の会の新人・楠井祐子氏、自民党の新人・吉井章氏が争う三つ巴の展開になっています。
京都選挙区はこれまで、自民党と旧民主党系が議席を分け合ってきましたが、そこに日本維新の会が割って入る形となり、激しい選挙戦が繰り広げています。
前原誠司・国民民主党代表代行が維新の楠井氏を支援した結果、旧民主系が分裂しました。国民民主が維新候補を推薦したのは全国で京都だけです。旧民主党時代は関係が深かったといわれている福山氏と前原氏に注目が集まります。
前回の参院選でも立憲と国民の双方が候補者を擁立したあとに、立憲の候補に一本化されましたが、自民・共産に敗北しました。
京都選挙区は立民・泉健太代表のお膝元で、結果によっては党勢に影響が出かねません。また、自民は、維新の勢いに保守票が流れることを心配しています。京都は自民、立民、維新に国民が絡んで、全国有数の複雑な情勢となりました。
かなりの接戦となっており、どの陣営も予断を許しません。
第26回参院選情勢報道 京都府 pic.twitter.com/rNVZMoBSWO
— 三春充希(はる)⭐第26回参院選情報部 (@miraisyakai) July 7, 2022
こっちの敵はあっちの味方で、敵味方入り混じって混とんとしています
【京都】情勢一変で「カオス」状態…3陣営の“泥仕合”が激化(ゲンダイ) https://t.co/12xTVDyG3u
「自民の調査では、公明支持層の約4割が維新に…公明は劣勢の兵庫選挙区で維新に支援してもらう見返りに、京都では票を分ける“密約”を結んだようだ」4割だから少なくとも京都は指令が出てるでしょうね。
— あべのっち (@abenotti_gold) July 6, 2022
なお、共産党の新人・武山彩子氏には厳しい情勢となっています。
■
今回の参院選は、全国45の選挙区で75人の定員に対し、367人が立候補しています。定員50の比例代表は15の政党と政治団体が争っています。