2020年の参議院選挙は自民党が大勝しました。与党は、改選議席125議席の過半数の63を上回り70議席台まで伸ばしています。また、自民党単独でも、改選議席の過半数にあたる63議席を上回る議席を獲得することが確実となりました。また、自民党は32の1人区のうち、28選挙区を制し、前回参院選を6議席上回っています。
また、立憲民主党は、改選23議席を割り込む見通しとなりました。選挙区で8議席、比例で5議席の計13議席になっています。
日本維新の会は日本維新の会は、選挙区で4議席、比例で5議席の計9議席を確実にし、改選6議席を上回りました。選挙区・比例代表を合わせた獲得議席数は、立憲が維新をギリギリ上回るとのことです。
また、共産党は選挙区で1議席、比例で2議席の計3議席を獲得しましたが、改選6議席を下回りました。
国民民主党は選挙区で2議席、比例で2議席の計4議席を獲得しています。改選7議席を守ることはできませんでした。
れいわ新選組は比例で1議席を獲得し、比例代表でも2議席を獲得しています。
野党全体としては前回2016年の獲得議席数は51議席でした。一方、今回2020年の各党の獲得議席数は、立憲16、維新12、共産4、国民4、れいわ3、社民党1、NHK党1、参政党1との予測が出ており、野党の合計は42議席前後になります。
以下は2016年、前回の参院選の開票結果です。
既存野党の大幅な議席減は国政にどのような影響があるでしょうか。