安倍元首相への弔意を示すため、各国は異例の対応をしてくれています。
アメリカのバイデン大統領は、ホワイトハウスをはじめ全ての連邦政府庁舎や在外公館・国内外の米軍施設などに10日日没まで半旗を掲揚するよう指示していました。また、11日には、ブリンケン国務長官が急遽来日し、首相官邸で岸田首相に弔意を示しました。
「安倍氏への弔意を示すため、10日の日没までの間、ホワイトハウスをはじめとするすべての連邦政府庁舎や在外公館、国内外の米軍施設、艦艇などに半旗を掲揚するよう指示した」
同盟国とはいえ、アメリカがここまでするとは思わなかった。深謝します。
https://t.co/MBAigfO6fC— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) July 9, 2022
オーストラリアのオペラハウスは日の丸でライトアップし、安倍元首相を追悼していました。
豪オペラハウスで日の丸のライトアップ、安倍元首相を追悼 pic.twitter.com/aOBAhR8W3y
— ロイター (@ReutersJapan) July 12, 2022
ブラジルは3日間、インドは1日、国を挙げて喪に服しました。
ブラジルとインド、国として「喪に服す」 安倍元首相の死去受けて https://t.co/HX0tqHZDv9
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) July 8, 2022
イギリス王室やローマ教皇も異例の対応だったようです。
安倍さんを国葬にしなかったら日本は世界中で恥をかき、実に冷たい国と見下されるでしょう。
イギリス女王様、ローマ教皇が即お悔みを出し、アメリカ政府が各機関に即半旗、インドは三日間も喪、国連で黙祷、アフリカ各国がお悔み、タリバンやプーチンからさえお悔やみがあった。右左関係なく悲しみ
— 谷本真由美 (めいろま) 「世界のニュースを日本人は何も知らない3」発売中 (@May_Roma) July 11, 2022
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一方、日本はアメリカに遅れて11日から半旗掲揚をしていました。亡くなったのが金曜夕だったので「翌営業日から」というのが理由だそうです。(追記:選挙期間中だったからできなかったという説もあり)
米国やインドに遅れた半旗掲揚、亡くなったのが金曜夕だったので「翌営業日から」https://t.co/u29oBs46UE#政治
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) July 12, 2022
一部日本のテレビは追悼番組で随所にモリカケを差し込んでいます。
”では安倍晋三元総理の軌跡を辿ってみましょう”って映像の中にいちいちモリカケとかぶっ込んでくるマスコミ、ほんとさ、今そこをいちいち取り上げますか、まだ気が済まないんだね。気持ち悪いんですよ、どんな教育受けたらそんなズレたことができるんだろ、海外でも喪に伏してくれてる国もあるのに。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) July 9, 2022
「(安倍元首相に)生きて歴史の審判を受けてほしかった」という発言も飛び出してきました。
報道ランナー・新実彰平キャスターの発言が炎上中…「生きて歴史の審判を受けてほしかった」 https://t.co/Ci5QpRXo7x
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) July 12, 2022
安倍元首相へのめちゃくちゃな攻撃は、マスコミのおぢさん達の嫉妬心が原因だったのではという見立ても。
日本の大手マスコミの報道の酷さ、安倍さんの件ではっきりわかったでしょう。
皆さん特に海外報道、海外からみた日本の姿は日本の新聞、テレビ、雑誌を参考にしてはいけません。中の記者や編集は、驚くことに「英文のWikipedia」すら読めぬ語学力で助手やフリーに仕事させている。分析などできません
— 谷本真由美 (めいろま) 「世界のニュースを日本人は何も知らない3」発売中 (@May_Roma) July 11, 2022
誇れるものも誇れなくなった日本(のマスメディア)。安倍晋三元首相はどう思っていたでのしょうか。思っていてもきっと何も言わなかったはずですが。
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東京タワーは消灯して喪に服しました。
東京タワーは7月9日(土)、多大な功績を残された
安倍晋三元首相に哀悼の意を表し、
終日、ライトアップを消灯して喪に服します。ご理解いただきますよう、よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/yyoHnzCv4r
— ノッポン弟(TOKYO TOWER 公式) (@nopponotouto) July 9, 2022