平和運動家の方々は平和記念式典の間も周辺でシュプレヒコール

心静かに迎えたい8月6日、8月9日、8月15日

せめて式典の間は静謐を保っていただきたいと願っているが、いわゆる平和運動家の方々は平和記念式典の間も原爆ドーム周辺で「戦争反対!」のシュプレヒコールを上げ続けていたようである。

大方の国民が静謐な環境の中で厳粛に執り行われることを願っているはずの広島原爆の日の今日でさえこんな調子なので、国論が事実上大きく真っ二つに分かれている9月27日の安倍元総理の国葬が静謐な状況で実施される見込みは殆どなさそうだ。

まあ、国葬の会場の武道館周辺で「国葬反対!」くらいなシュプレヒコールが上がってもいい、くらいの感覚で臨むのがいいのかも知れない。

すべての国民に弔意の表明を期待するのは、もはや無理だろう。

しかし、8月6日、8月9日、8月15日は、心静かに迎えたいものである。

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岸田さんは、我が道を行く、くらいでいいようですね

あっという間に内閣改造、党役員人事刷新の流れが出来上がってしまったから、岸田さんの今回の決断にはどこからも異論は出ないようである。

岸田さんに知恵を授けているのはどうやら青木さんと森さんのお二人のようだが、岸田さんは麻生さん、茂木さんとも事前に話し合っていたようで、これにもう一人菅前総理を加えれば、岸田さんは鉄壁の守りを固めたことになる。

岸田さんはツボを心得ている、と言っていいのだろう。

これで安倍色、統一教会色を一掃出来るようになる。

各派閥から色々な名簿が出されてくるはずだが、岸田さんは自分の思い通りの人事が出来るはずだ。

一皮剥けた岸田さん、と言っていいのかも知れない。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2022年8月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。