政治、経済、文化を中心に発信している創発プラットフォームのYouTubeチャンネル「創発チャンネル」。
いよいよ最終回、9人目のゲストは、社会学者で作家の古市憲寿さん。
古市さんは、政府の開催する「新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議」の委員として、これまでのコロナ対応の検証と日本の感染症対策への課題に関する議論に参加されました。
感染の急拡大により、第七波突入も喧伝される中、政府はこれまでのような行動制限は行わない方針を示す一方で、保健所や医療機関はパンク状態との報道も増加しています。
しかし、今ならば、これまでの対策のタイミングや有効性を検証したうえで賢い対応ができる筈です。感染拡大防止と社会経済活動の両立は可能なのか。
一体いつになれば、新型コロナを乗り越えることができるのか。日本がコロナ禍の経験から学ぶべき教訓と取り組むべきこととは一体何なのか。モデレーターの三浦瑠麗さんと古市憲寿さんによる歯に衣着せぬ徹底討論をご覧ください。
この対談は、本チャンネルにて3夜連続で公開します。
※撮影は2022 年7月下旬に行っており、その時点での感染状況や対策に基づいて討論を進めています。
【出演】
古市憲寿
社会学者/作家。1985 年東京都生まれ。慶應義塾大学SFC 研究所上席所員。日本学術振興会「育志賞」受賞。若者の生態を的確に描出し、クールに擁護した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)、世界の戦争博物館を巡り戦争と記憶の関係について考察した『誰も戦争を教えてくれなかった』(講談社)などで注目される。日本社会にひそむ様々なズレについて考察した『だから日本はズレている』(新潮新書)は10万部を突破。『平成くん、さようなら』では、芥川賞候補にも選ばれる。最新刊は『ヒノマル』。内閣府国家戦略室「フロンティア分科会」部会委員、「経済財政動向等についての集中点検会合」委員、内閣官房行政改革推進本部事務局「国・行政のあり方に関する懇談会」メンバー、「クールジャパン推進会議」委員などを歴任「新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議」の委員として、新型コロナへの政府の対応などを検証。
三浦 瑠麗
株式会社山猫総合研究所代表 神奈川県茅ケ崎市生まれ。 内政が外交に及ぼす影響の研究など、国際政治理論と比較政治が専門。東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻博士課程修了、博士(法学)。 東京大学大学院公共政策大学院専門修士課程修了、東京大学農学部卒業。日本学術振興会特別研究員、東京大学政策ビジョン研究センター講師などを経て2019年より現職。