こんにちは、音喜多駿（日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出）です。
世界中を熱狂させた東京五輪・パラリンピックからちょうど1年が過ぎようとするタイミングで、逮捕者が出るという極めて遺憾な事態となりました。
五輪組織委 高橋元理事を逮捕 受託収賄の疑い 東京地検特捜部
外部から見ると不透明・ブラックボックスと指摘され続けてきた五輪組織委。その理事がスポンサーからの受託収賄の疑いで逮捕。いま報じられている情報によれば、絵に書いたような汚職です。
残念ながらこれは氷山の一角である可能性もあります。
五輪組織委を始めとする関係機関には捜査に真摯に協力していただくことを切に願うとともに、いま一度、ブラックボックスと指摘をされてきた部分に問題がなかったかを官民をあげてチェックする必要を感じます。
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都議会議員時代からあしかけ10年近く東京五輪・パラリンピックに携わってきて、私自身も「終わった後、とりわけ決算が重要」ということを言い続けてきました。
どんぶり勘定の予算編成をどれだけ追及しても、「契約の関係上、これ以上の情報開示はできない」などとはぐらかされてきましたし、バラ色のような運営プランを出して新規建設された「箱物」についても、本当に計画通りにいくのかどうか。
ガバナンスが効かない五輪組織委員会…「復興五輪」は大丈夫？？
「復興五輪」などの取り組みについてもどれだけの効果や浸透があったのか、しっかりと検証して次につなげていかなければなりません。
そのあたりが詳らかに検証できるのは、まさに終了後のこれからのタイミングです。
改めて国政の方からも、東京五輪・パラリンピックのレガシーを「負の遺産」としないように目を光らせ、事後調査を継続してまいりたいと思います。
それでは、また明日。
編集部より：この記事は、参議院議員、音喜多駿氏（東京選挙区、日本維新の会）のブログ2022年8月17日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。
