AOKI前会長と五輪組織委の高橋治之元理事を逮捕で招致活動疑惑も再燃か

東京地検特捜部は、受託収賄の疑いで、東京五輪・パラリンピック組織委員会元理事の高橋治之容疑者を逮捕しました。容疑は、大会スポンサーの紳士服大手「AOKIホールディングス」側から計5100万円の賄賂を受け取ったことです。また、AOKIホールディングス前会長の青木拡憲容疑者ら3人も逮捕しました。

電通本社ビル Wikipediaより 国立競技場 Ryosei Watanabe/iStock

高橋容疑者は広告大手「電通」の元専務で、スポーツビジネスの分野で影響力があったといわれています。

高橋容疑者は「みなし公務員だとは知らなかった」という報道も。受託収賄罪は、公務員が職務に関係する要求・依頼を受け、賄賂を要求したり受け取ったりしたときの罪状です。

大会運営を担っていた「東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会」は公益財団法人で、国や都などと違い情報公開制度の対象にはならず、その閉鎖性の問題点を指摘されていました。

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オリンピックはさまざまな疑惑を持たれてしまっています。高橋容疑者が逮捕されたことによって、招致の際の疑惑もふたたび注目されています。

政府のイベントで、電通が重宝される理由もあるとかないとか。

AOKIの社員の方がたはどんな心境でしょうか。

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