軽井沢に別荘を購入するという選択肢

GWに続いて、軽井沢に友人が保有している別荘に招いてもらいました(正確に言えば、押しかけましたw)。軽井沢駅から徒歩でもいける便利な場所にあり、20人から30人でパーティーが出来るような大豪邸です。

私は、オフの過ごし方としては、別荘のような決められた場所に毎回行くより、行ったことのないような秘境やリゾート地を探して、違う場所に出かける方が好きなタイプです。

国内だけではなく海外でも、高級ホテルや豪華なリゾート施設だけではなく、バックパッカーが集まるような雑然とした場所に行ったり、観光客がほとんど来ないような場所でのんびりするのも楽しいものです。

軽井沢に別荘を持つというオフの過ごし方を毎回したいとは思わないのですが、このようなライフスタイルにはホテルホッピングでは得られない楽しさもあるようです。

今回、軽井沢に滞在する際に、タイミング良く大学の同窓会が開催されるという話を聞きました。軽井沢にご縁のある同じ大学の卒業生が集まるということで、そちらにも急遽出席させてもらうことにしました。

別荘という拠点があると、そこに通っているうちに地元の人間関係が生まれます。私の友人の家にも、近くの別荘に住んでいる人たちが、夕方になると集まってきてバーベキューをしたりワインを飲んだりしています。

そこには東京ではまずお会いする機会のない異業種の方や、著名人の方がいたりするのです。

軽井沢に別荘を持っている人たちは、オフの時間を使ってたくさんの人たちと交流することができ、そこから新しい人脈や人間関係を構築しているのです。これは毎回違った場所を旅している私のようなスタイルでは得られない経験と言えます。

東京ではアポイントメントすら取れない人と、カジュアルに食事をしながら長時間話をすることができたりする。これはとても貴重な経験です。

確かに魅力的なこともたくさんある別荘地ですが、私は少なくとも今のところは別荘地を購入しようという予定はありません。今回も友人の別荘に便乗させてもらって、短い時間でたくさんの人たちと交流する機会を楽しませてもらいました。

軽井沢 高原 別荘 CHUNYIP WONG/iStock


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年8月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。