IT評論家深田萌絵さんと「安倍さんはなぜリベラルに憎まれたのか – 地球儀を俯瞰した世界最高の政治家」をたねに、「なぜ安倍さんは業績を上げたのか」「本当の安倍さんの人柄はどんなだった」といった話題を楽しく議論しました。結構、楽しく分かりやすい対談ですのでぜひご覧ください。
【動画要旨】
深田さんから、八幡はリベラルなのかと聞かれましたので、リベラルというのはアングロサクソンの政治用語なので、私は中道左派。なぜ、天皇制や安倍さんを擁護するかといえば、皇室は日本の統一と独立のシンボルとして大事なので護るべきだし、安倍さんは日本の国益を擁護した。日本の左翼・リベラルは国を愛すると云うことを国際常識からはずれて軽視しすぎと答えました。
安倍さんの国葬に反対するなど、どうしてリベラルは安倍さんを憎んだのかと聞かれたので、安倍さんが命がけで戦う政治家だったからで、遠慮無く偽リベラルの欺瞞を攻撃したからだと説明しました。
安倍さんは保守派のイデオロギーを信奉していたが、同時にリアリストだった。それは長州の伝統です。尊皇攘夷といっても水戸のように理念的なものでなく、家老・村田清風は早くから世界と交わる時代がくるといって領民あげての軍事演習までやってる。日本が世界を引っ張ろうという発想だ。
世界の首脳から尊敬されたのは、相手がしてほしいことをするように心がけたから。たとえば、インドのモディ、フィリピンのドゥテルテなどの地元に出向いて一緒にパレードしたりしている。習近平だって、トランプとどう向かい合うかについて安倍さんの助言を求めていたから関係は悪くなかった。
野党は安倍さんの外交力を認めて、それに比較して岸田さんは頼りないと攻撃したほうが有利なのに、無理な安倍批判するから岸田さんを助けている。オバマは最初、安倍さんを警戒していたが、ケネディ大使の努力もあってアメリカのリベラルは安倍さんを熱烈に支持した。
安倍さんは天然な人が好き。芸能人と食事したりするのが好き(誰のことかは動画を見てください)。稲田朋美さんや杉田さんも同様。昭恵さんも同様。本人はいろいろ配慮する人なのでかえってそうなのだと思う。頼み事する人も避ける。加計さんとよく会ってたのはそういうことをしないから。
この本には安倍さんから直接には書かないことを前提に聞いたことを一部、書いた。たとえば、上皇陛下とどんな対話をしたなど。アベノミクスは第三の矢が弱く金融と財政に偏りすぎた。しかも、退任後、さらに財政規律軽視に傾斜したのはやや疑問だった。
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