北海道で愛される「カツゲン」って知ってますか?

日本各地のご当地を紹介する「秘密のケンミンSHOW」という人気テレビ番組があるくらい、狭い日本でも地域によって郷土色があります。旅行に出かけると、その土地にしかないご当地限定にどうしても惹かれてしまいます。

今回お邪魔した北海道で、まず有名なのはセイコーマートです。店内調理の「ホットシェフ」がキラーコンテンツで、あのセブンでさえ勝てないといわれ、道民の圧倒的な支持を受けているコンビニです。

そのセイコーマートの店内で見つけたのが、カツゲンという変わった名前の飲み物でした(写真)。

正式名称は「ソフトカツゲン」で、雪印メグミルクが販売しているヨーグルト飲料ですが、酸味が強く独特の味わいがあります。

地元の不動産会社の人に教えてもらったのですが、道民なら子供の頃からお馴染みのドリンクのようです。

また同じセイコーマートの店内には、焼きそば弁当という即席麺がありました。これもマルちゃんが北海道限定で作っている商品のようです。更に、その限定バージョンのスープカレー味まで売られていました。なんと「限定の限定」です。

このような地元に愛される商品だけではなく、北海道には観光客をターゲットにしたご当地限定の商品がたくさん売られています。

北海道のお土産のお菓子御三家と言われるのが、白い恋人、ロイズの生チョコ、そしてマルセイバターサンドと言われています。これにルタオを入れて四天王という人もいるようです。

これらは通常北海道でしか買えず、北海道限定と言われると買いたくなってしまう観光客の心理を巧みに突いてきます。

帰りの千歳空港でも、きっと沢山の北海道限定のおみやげ品が観光客を待ち構えていると思います。

私が好きなのは、ロイズの生チョコですが、ジャガポックルと北菓楼の北海道開拓おかきも勧められました。

どれも「限定の限定」があるようなので、買ってみようと思います。

wataru aoki/iStock


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年9月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。