はためく幟に飛び交う札束:曖昧な公職選挙法、その最たる例が…沖縄?!

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日9日、日本維新の会常任役員会(党の方)が行われ、正式に党政調会長も続投が承認されました。

新たな副代表に女性初の常任役員となる辻淳子大阪市議、改革本部長に東徹参議院議員、そしてサプライズとして顧問には松井一郎 前代表に加えて馳浩 石川県知事が就くなど重量級ラインナップ。

私も党政調会長&維新塾 塾長として、引き続き政策面から党全体を底支えできるよう尽力してまいります。

さて、昨日に引き続き沖縄県の選挙ネタを一つ。

選挙違反を取り締まる基準となる公職選挙法(公選法)は、その運用が曖昧で裁量によるグレーゾーンが極めて多いことで有名ですが、その最たる例が沖縄です。

選挙期間中は候補者名を書いた幟は使用禁止ですが、これでもかと立ち並ぶ幟は圧巻です。いや、感心している場合ではないのですが…

また、選挙期間中は候補者本人の法定ビラのポスティングは禁止されていますが、こうしたこともかなり大々的に行われることが多いようです。
※確認団体ビラをポスティングすることは認められており、上記Tweetはそちらを意味している可能性もあり

のぼりやチラシといった違反のような軽微(?)なものだけではなく、お金が飛び交うことも知られています。

・タクシーに乗ると「お釣りはいらない」と1万円札と名刺を渡す
・飲食店に行くと、店員やそこのメンバーに大盤振る舞いでご馳走する

などの行為を政治家・予定候補が行ったりするようです…。

東京でやってバレたら一発で当選取り消し・議員辞職モノの行為ですが、これが大っぴらに行われていることから察するに、裏側ではかなりの札束(袖の下)が常態化しているのではないでしょうか。。

時代遅れの公職選挙法の改正も重要課題ですが、まず現状の法律が正しく守られていない、運用されていない。そして地域格差があることを真っ先に解消しなければなりません。

多くの人々が問題提起しては跳ね返されてきた選挙のグレー行為ですが、最近はSNSの発達により動画や画像で特定がしやすくなっています。

政治の場からも、引き続き公職選挙法の公平な運用を求めて提言をしてまいります。

それでは、また明日。

Sean Pavone/iStock


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年9月9日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。