大阪府では、私立高の授業料完全無償化で私学人気が急上昇してしまい、今春入学となる公立高志願者が激減してしまいました。そのため、大阪府教育庁が、毎年3月に実施している公立高の入試日程などを見直す方向で検討しているとのことです。
大阪公立高の志願者激減、入試日程見直しへ 私学完全無償化でhttps://t.co/B1cU4ZJ5sh
今月公表された中学3年対象の進路希望調査によると、4年度と比べ私学希望者が約1600人増えたのに対し、公立希望者は約2400人減った。
— 産経ニュース (@Sankei_news) February 28, 2024
今後は私立の個性が行政からのご指導で薄れていくのでしょうか。
私立を公立にしてしまったんだから、そうなるよね。次は私立の個性が行政からのご指導で潰れていくフェーズに。
大阪公立高の志願者激減、入試日程見直しへ 私学完全無償化で(産経新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/M3GUt8dwv9
— 小倉健一(イトモス研究所) (@ogurapunk) March 2, 2024
私学の自由な教育が大阪のやり方で保てるのか、情報開示と競争原理が機能するのか。私立の大阪桐蔭とか、東京の高校と比べて対等な競争できるんですかね、予算にキャップはめられたら/大阪府の高校無償化は教育を補助金漬けにする「学校社会主義」 https://t.co/kdpNunqVKB
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) August 13, 2023
これが社会主義化の始まりという意見も。というか社会主義のさらなる完成なのかもしれません。
これが社会主義化の始まり。
維新は教育無償化制作をただちにやめた方が良い。 https://t.co/xckMA9qGVg— 中田智之@医療行政ライター (@NakaDash_) March 2, 2024
高校無償化が大阪の財政にどのような影響を与えるのかが注目されます。
維新は経済学的な実証研究を知らずに教育無償化を行おうとしているのだろうか?もしくは経済学が示すのとは別の指標に基づき教育無償化を進めようとしているのだろうか?確かに多くの人が学問を楽しめる社会は豊かで楽しい社会だとは思う。しかし大阪はその様な財政的余裕がある地域ではないと思う。 https://t.co/fesAyvzWPo
— ITOH Tamitake (@silver_plasmon1) August 14, 2023
美濃部都知事の老人医療無料化を端緒とした医療の大盤振る舞いが現代の日本を苦しめていますが、われわれは教育でも同じ轍を踏むのでしょうか。
高校無償化も大阪から出てきた。これは昔の美濃部都知事の老人医療無料化と同じ愚策。
無償化とは、そのコストを納税者が負担するということだ。これで東京都は膨大な財政赤字になり、美濃部は都知事の座を追われた。https://t.co/mFFJLT0HqO https://t.co/xOmH4CDqii— 池田信夫 (@ikedanob) October 31, 2023
私立に行くと単位が取りやすい科目を履修させることになるという指摘もありますが、単位が取得できないのに学校に行くべきかという疑問も沸いてきます。
誰も指摘しないですが、大阪府の私立高校授業料無償化政策で起こる負の側面は数学を学ばない高校生の激増。画像は大阪の偏差値50の私立高校の高2の時間割例。数学なしで英語・国語だらけ。数学がまったくできない大学生が関西で急増します。採用担当は覚悟を。(続) pic.twitter.com/tdhDgOKmLn
— 東京高校受験主義 (@tokyokojuken) August 26, 2023
みんな教育にたいして過剰な期待を持ちすぎているのかもしれません。
政治家の人ってたぶん高校や大学を無償化すれば平均年収上がって経済成長もするって思ってるのかもしれないけど、今の日本でそれやると「これといって芸のない文系事務職」が量産されるだけなんですよ。そういうのは各社ともお腹いっぱいって感じです。
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) December 10, 2023
そしてどの政党にとっても少子化対策はバラマキの理由になりつづけていくのでしょう。