民意は、デモでは測れないようですね
献花の列が延々と続いているのが確認出来た。
献花までに3時間ないし時間待ちだったそうだから、弔意を示すために大勢の人が各地から武道館周辺に来られたようだ。
デモ隊よりも遥かに多い。
SNSでは、如何にも大勢の人が国葬儀抗議デモに参集していたような映像が流れてくるが、あれは撮影者のテクニックのせいで、実際には献花者の方が遥かに多い。
民意は、SNSやデモ隊では測れないようだ。
民意を測るためには、やはり選挙が一番である。
献花者の列の長さも、民意を測る一つの手段だろう。
泉健太氏は、惜しいことをしてしまったようだ
国葬儀決定の手続きに問題なしとはしないが、立憲民主党の代表の泉健太氏には今日の国葬儀には参列してもらいたかった。
国葬儀の在り方を語るためには、実際に国葬儀を経験しておくことが必要だったと思う。
次の国葬儀がいつ行われるのか、あるいは今日の国葬儀が事実上最後の国葬儀になるのかどうか分からないが、いずれは国政の頂点に立とうという志を抱いているのであれば、今日の国葬儀は色々示唆に富む国葬儀だったはずだ。
岸田さんの式辞は、岸田さんには珍しく実に力が入っていた。
友人代表としての菅さんの弔辞は、聞く人の涙を誘うような心の底からの弔辞であった。
国葬儀が日本国としての公式の行事であることは、今日の国葬議の式次第で明らかで、いつかは日本国の代表たらんと努力しているはずの野党第一党の党首の泉健太氏には、すべてのことを呑み込んで今日の国葬儀には参列していただきたかった。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2022年9月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。