ひろゆき氏の議論は、図らずも社会運動の二面性を際立たせました。活動家の人たちが沖縄の人たちの意見をどれだけ代弁しているのかということです。図らずも、ひろゆき氏はその問題を問いかけることになりました。
この騒動に対する「ひろゆき離れ」を報じるメディアに対し、ひろゆき氏が「ひろゆき離れ」をデータで否定するなど、延焼は続いています。
ことの経緯はこんなかんじです。
そして社会活動家の実態を明るみに出したひろゆき氏の功績をたたえる声も。
ひろゆき氏は、サヨクの常識が一般人には非常識だということを示しただけでしょ。座り込みといいながら座り込んでないことを見せただけ。事実の指摘。なんで怒るの?自分たちの非常識を改めればいいだけでしょ。ちゃんと何時間も座り込めばいいだけでしょ。ちゃんとやれよ!抗議にならないだろ。
— 有馬哲夫 (@TetsuoArima) October 8, 2022
沖縄タイムスの記者とはフェイクのレッテル張りとなっています。
「基地容認派の市長が勝ってる」が誤りだとすると、沖縄タイムスはデマを流してることになります。
御社が名護市長選挙で渡具知氏を「容認」と書いてます。お得意のファクトチェックで訂正されることをお勧めします。https://t.co/8rrOiLgCqk
それとも、新聞社はデマを流して良いとお考えですか? https://t.co/oh94I0IjgH pic.twitter.com/AqX1dr6Tka— ひろゆき (@hirox246) October 8, 2022
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もちろん、沖縄とて一枚岩ではありません。
沖縄の人の意見もグラデーションになっています。本土の人の民意もグラデーションになっています。また、沖縄、本土でひとくくりにするのも乱暴です。辺野古の中でも東西で対立あったり、沖縄本島と離島でも対立があります。
「オール沖縄会議」の言い訳が苦しい。彼らのやっているのは単なる「抗議活動」であって「座り込み」ではない。その抗議ですら息切れしているのが実態。しかも活動家の大半が那覇から来てるという。そもそも那覇は「地元」ではない。ちなみに、地元の名護市長は自民推薦。 https://t.co/ANhn6HZdDB
— 竹田恒泰 (@takenoma) October 6, 2022
県知事も乗っかってしまっています。
お前はもっと「残念」だよ。#Yahooニュースhttps://t.co/30qn7x9nm3
— 猫組長 (@nekokumicho) October 5, 2022
沖縄の方達は迷惑を被っている。これはその水準を別にすれば、全面的に否定する人は少ないと思います。しかし、活動家の人たちの行動に正当性があるのかというのは、まったく別の問題であります。
ひろゆき氏の辺野古座り込みツイートに対し、玉城知事は「3000日余り抗議を続けてきた多くの方々に対する敬意は感じられない」と批判。しかし誰かが「抗議を続けた」からと言って、ひろゆき氏は彼らに「敬意」を持たなければならない理由はどこにもない。「敬意」を求めてくること自体はバカバカしい!
— 石平太郎 (@liyonyon) October 6, 2022
沖縄のメディア自らが感想でいいのだと告白してしまっています。目には目を、歯には歯をでしょうか。
沖縄タイムスの阿部岳記者は異常。我那覇真子さんに取材したとき、ひろゆき氏に取材申し込みをするとき。少しでも自分たちの意見と違うと、屈服させようとする。それを新聞社の看板を使ってやっている。恐ろしいと思う。 https://t.co/rLcrHP3RC7
— 三枝 玄太郎 (@SaigusaGentaro) October 9, 2022
本土の一流紙も同じく、客観性にはこだわらなくて感想でよいとています。
私は毎日新聞の購読者であるが、毎日新聞の記事には「それってあなたの感想ですよね」というものや、特定イデオロギーへの偏向や印象操作が多く見られ、さらには暴力やテロを美化する記事まであり、事実を客観的に報じる新聞という印象は皆無である https://t.co/mARFgOGfi3
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA 新刊『中東問題再考』増刷決定 (@IiyamaAkari) October 9, 2022
言論へのとても深い問いが問いかけられています。
そして、活動家の人たちが沖縄の人たちのどれだけの意見を代弁しているのかという問いかけでもあります。
あらゆる分野で進行していることですが、分断の線引きが間違っているのではないでしょうか。