リクルートによると、三大都市圏(首都圏、東海、関西)の9月のアルバイト・パート募集時の平均時給は、1141円だったそうです。前年同月と比べて、31円(2.8%)増で、過去最高となりました。
コロナ禍から経済再開したことや、10月の最低賃金の引き上げが時給上昇の要因とみられています。
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しかし、日本国民の多くは、TBS「情報7daysニュースキャスター」の「出稼ぎ日本人」特集などを見て、日本と海外との賃金の差が開く一方だと気づき始めています。
20歳の日本の若者なら迷わず海外で働く、との意見も。
時給が高いということは、家賃とか物価も日本より高いので気を付けてという指摘も。
この風潮に対して、心配する声も。
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海外の日本食レストランで働いた方が圧倒的に儲かります。
対して、毎日新聞の元村有希子記者は、「その手の人達が日本に戻って来たら、時給1000円だと1000円分の労働しかしない『モラルハザード』が起こる」と番組でコメント。(ちなみにモラルハザードの使い方も間違っています→モラルハザードって何?)
一方で、日本のコンビニのレジのお仕事は日本社会の矛盾が凝縮されていると思います。
そして、日本で働くと、時給が低いうえにいろいろ天引きされてしまいます。
これだとみんなワーホリに行きたくなってきますね。
日本人がこれだけ苦手だった英語を話せるようになる日が来るのは、遠くないかもしれません。