テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏が、15日ぶりに「羽鳥慎一モーニングショー」に出演しました。「事実誤認のコメントにより、ご迷惑をおかけした電通、および菅前総理大臣に対し、改めてお詫び申し上げます。それは私の慢心とおごりがあったからだと反省致しました」と述べました。
玉川氏は「モーニングショー」で、菅首相の弔事に対し「当然これ、電通が入ってますからね」と憶測で指摘したことを謝罪し、玉川氏は10日間の出勤停止処分となっていました。
これまで私はスタジオで様々なニュースに対しコメントを続けてきましたが、これからは、現場に足を運び取材をし、事実確認をして報告するその基本にもう1度立ち返るべきだと考えました。そして、その結果は、この羽鳥慎一モーニングショーでお伝えする、そういうふうな考えに私は今回、いたりました。
そして、今後も「モーニングショー」への出演を続ける考えを明らかにしました。テレビ朝日広報部も、「コメンテーターを辞めるわけではない。コメンテーターの立場で、現場に出ることもスタジオで発言することもある」と説明しています。
テレ朝・玉川徹氏「羽鳥慎一モーニングショー」復帰…国葬巡り誤った発言「私の慢心」と謝罪https://t.co/TD0eiy9K4f#カルチャー
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) October 19, 2022
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テレ朝番組審議会では「今回の問題は起こるべくして起こった」とも指摘されていました。
明日、テレ朝「モーニングショー」に出勤停止明け玉川徹氏が出演。
テレ朝番組審議会で局は
「発言は最終的な事実関係の確認ができていなかったという完全なる事実誤認で、情報を扱って、それを伝えるプロの水準には到底達していない状況」と。局としてどう責任を取るのか?https://t.co/5Vrm9ngaJf
— 和田 政宗 (@wadamasamune) October 18, 2022
貴重な公共の電波です。有効活用してください。
「言論の自由」が認められているからと、取材や裏取りもせず、視聴者ウケするからと、口から出任せで嘘や捏造、偏向報道、印象操作をしていい事にはならない。公共の電波を使い自由に発言するならば、それなりの責任は伴う。ただ謝って済む問題ではない。#玉川徹https://t.co/WcGeAm3Dp7
— Yousuke Uchiyama (@29de83o) October 18, 2022
政治家と同じかそれ以上に、説明はありませんでした。
今朝の玉川氏の謝罪は「説明なき謝罪」でした。電通と菅前首相の名前を出して改めて謝罪し、事実確認の基本に立ち返り、今後は取材に基づく報告をしたいと。大事なのは説明と検証のはずですが、そこはBPOに委ねるということでしょうか https://t.co/XexRcKmx5j pic.twitter.com/k7KfA87wKM
— 楊井人文 Yanai Hitofumi (@yanai_factcheck) October 19, 2022
見事に論点をすり替えました。
玉川徹氏は『羽鳥モーニングショー』の出演継続へ。
問題は情報操作の告白と菅義偉氏を貶めておきながら謝罪していないことなのであって、ここに述べられていることは論点が違う。https://t.co/MoAKKvIHlb
— Tsukasa Shirakawa(白川司) (@lingualandjp) October 18, 2022
辛坊治郎氏「玉川徹さんがテレビで発言する権利を命を懸けて守ります」に愕然とする人も。国葬に呼ばれなかった恨みもあるのでしょうか。
辛坊治郎氏
こういうことに政治家が口に出したり、BPOがって言うヤツは、でえっ嫌いだ、オレは。そういうヤツは民主主義の風上にも置けない→業界人による助け合い運動です。デマや大衆操作は言論ではありません。この手の非論理的な偽善者こそ民主主義の破壊者ですhttps://t.co/znY6zYFbbq
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) October 18, 2022
政治家の謝罪のお手本になるという意見も。
玉川さんの謝罪。
政府与党は全員見習ってくださいね。録画して1日5回はみて練習するように。電通もな
— Dr.ナイフ (@knife900) October 18, 2022
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コロナをあおり続けたことと比べると、別の意味で処分の軽重に疑問が残ります。
テレ朝・玉川徹氏、『羽鳥慎一モーニングショー』降板の意向固める
降板が事実なら、コロナが終わる象徴的な出来事の一つですね。この方が、検査、検査、検査と煽り続けた罪は本当に重い。無料検査と称して湯水の如く使ってきた公金の検証をテレ朝はやる責任があります。 https://t.co/mVcLDp4lVM
— 稲垣昭義 (@dream21ai) October 13, 2022
政治、経済、マスメディア問わず、不祥事はすぐに忘れられてしまうと思っているのでしょう。