自然年齢という「フレーム」から解放されると幸せになれる

資産デザイン研究所は今年の12月で10周年を迎えますが、私自身もあと1年半で、60周年になってしまいます。いわゆる還暦です。

残りの人生を大切に生きなければならないと思うと同時に、自然年齢を意識しない生き方を続けるようにしていきたいと思っています。

自然年齢とは、生まれてからの時間の経過に過ぎません。その間にどこまで成長できたのか、あるいはどこまで劣化したのかは、個人によってずいぶん違いがあります。

築10年でもボロボロのマンションもあれば、築40年の価値が向上しているヴィンテージマンションもある。それと同じことです。

つまり自然年齢とは、あまり意味のないものなのです。

自然年齢が関係するのは、年金の受け取りのような公的な機関での手続きや、金融機関からお金を借りる時くらいのものです。

と言いつつ、やはり私も無意識に自然年齢を意識してしまうことがあります。

そうならないためには、努力も必要です。

まず周りにいる人との年齢差を意識しないことです。年上だろうと年下だろうと年齢に関係なく、周りにいる人の名前は誰でも呼び捨てや君付けで呼ばず「さん付け」で呼ぶようにしています。

また、「年の割に・・・」とか「年甲斐もなく・・・」といった言葉を封印します。よく「年よりも若く見えますね」と言われますが、若く見えるのではなく実際に自分は若いのだと思いこむようにしています。

自然年齢という「フレーム」によって、自分の行動に勝手に規制や制限をかけてしまうのは勿体ないことです。

日本でも従来の年功序列的な慣習は随分減ってきましたが、未だに年齢を話題にして、年上・年下にこだわる人も意外に多いのです。

そんなフレーミングを外すことで自由に生きることができ、幸せになれる。そのことを忘れないようにしたいと思っています。

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編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年10月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。