ボルドー寄り道2。シテ・デュ・ヴァン。
2016年に誕生したワイン博物館。ピエール・マチュー同様、誕生来、ボルドーに来る時があっても時間が取れず来られてなかった。
楽しい博物館! ワインを、とっても楽しくしっかり学べる仕掛けがぎっしり。
ワインの作り方や土壌などの基礎知識はもちろん、ワインの歴史、ボルドーワインの発展、世界中の素晴らしいワイン畑、ワインにまつわるいろいろな逸話を、映像をたっぷり使って楽しませてくれる。
音声ガイドが秀逸。もちろん日本語も。
滞在希望時間と興味ある内容を選ぶと、適合するおすすめコースを作ってくれ、それをベースに周ると効率いい。
私は、あまり時間なかったので1時間半コースだったけど、トータル3時間あればよかったな。特に気に入ったのは、ボルドーワインの歴史映像、モンテスキューやナポレオンやカラス、チャーチルなどワインにまつわる歴史上の人物たちの映像寸劇、世界のワイン畑の空撮。
図書館もあって、ワインに関する本がびっしり。「神の雫」もね。1日いて、読みたい。ブティックも大充実。
最後はルーフトップテラスで、ワイン試飲(チケット買うと、ワイン1杯いただける)。世界中のワインが日替わりで15種ほど並び、好きなのを選べる。ギリシャの華麗な白を味見しながら、ボルドーの街を眺める。
もっとゆっくりしたいけど、もう駅に向かわなくちゃ~。
駅に着いたら案の定、TGVは30分遅延。遅れない方が驚く夕方のTGVだけど、こんなことなら、シテ・デュ・ヴァンに長居したかったな。
また来よう♪
https://www.laciteduvin.com/fr
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々4」2022年10月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々4」をご覧ください。