国会は機能不全か?:野田元首相の追悼演説は国会を救ったのか

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去る10月25日に、衆議院で野田佳彦元首相による故安倍晋三元総理の追悼演説が行われた。7月8日に安倍元総理が凶弾に倒れてから3ヶ月以上経過後のことである。この間、そもそも国会での追悼演説とは何か? 何故、誰が読むのががこれほど議論されてきたのかなど、色んな意見が飛び交ってきた。更に狙撃の背景にあったとされる宗教団体と国会与党議員との関わりを巡っても国会は揺れ動いている。

こうした現象をもって、いま、国会の機能不全、権威低下を指摘する声も多い。当財団 理事・主幹研究員であり、元参議院議員 松井孝治と日本経済新聞の政治部で編集委員で長く国会/政権を担当し、著作も多い清水真人氏が、「日本の国会」について、改めて語り合います。

第一回目は野田佳彦元総理の「弔辞」の持つ意味と評価、そこから国会とは? 役割と機能を再度語り合います。

【出演】
清水真人氏 日本経済新聞社 編集委員
1964(昭和39)年、京都府生まれ。東京大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入社。政治部(首相官邸、自民党、公明党、外務省などを担当)、経済部(大蔵省などを担当)、ジュネーブ支局長を経て、2004(平成16)年より経済解説部編集委員。首相官邸、自民党、財務省、外務省など永田町と霞が関の取材経験は30年を超す。政治と経済、政と官を「越境」し、統治システムや政策決定過程を多角的に分析する。著書に平成政治史を統治構造改革の論理から読み解く『平成デモクラシー史』(ちくま新書)のほか、『小泉進次郎と権力』(日本経済新聞出版社)、『財務省と政治』(中公新書)など。2020年4月から広島大学大学院人間社会科学研究科特任教授。

平井文夫氏 フジテレビ上席解説委員/立命館大学客員教授/創発プラットフォーム客員主幹研究員
1959年長崎市生まれ。1982年フジテレビ入社。ワシントン特派員、首相官邸キャップ、報道センター編集長、政治部長、「新報道2001」キャスター、報道局専任局長等を経て現職。2020年より立命館大学客員教授、創発プラットフォーム客員主幹研究員。