アメリカ中間選挙の開票作業が続いています。下院は予想より僅差で共和党が過半数を確保する見通しですが、上院は民主党優位のまま大勢が判明していません。民主党候補の善戦により、バイデン大統領は「『赤い波』は起きなかった」と会見で語りました。
【アメリカ中間選挙】バイデン米大統領が記者会見。選挙戦について「(共和のシンボルカラーにちなんだ)『赤い波』は起きなかった」と断言。選挙結果に関係なく「共和党と協力する用意がある」としました。(無料記事です)
▶特設ページはこちら https://t.co/aySkWrUvJRhttps://t.co/fGTqybVoGJ
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) November 9, 2022
また、上院選の激戦州の一つ、南部ジョージア州では12月6日の決選投票までもつれこむことが確実となっており、約1カ月間、主導権を握る党が決まらない可能性も出てきています。
米ジョージア州連邦上院選、決選投票へ#中間選挙https://t.co/e9uBEoxGNY
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) November 10, 2022
共和党は当初の勢いを欠いています。
米中間選挙、両院で多数派決まらず 共和党の勢い欠く https://t.co/dus6E8yl7K
— ロイター (@ReutersJapan) November 10, 2022
■
共和党が予想ほど躍進しなかったことで、米国株式市場は大幅反落しました。ただし、3日間続伸した反動とも。
「事前予想で共和党が優勢とみられた米中間選挙が接戦になり、結果を見極めようとする投資家が積極的な株買いを手控えた」。そんな単純なものなのか。 https://t.co/1FcyCVcCS3
— のとみい (@noto_mii) November 9, 2022
「赤い波」がこなかった理由はいろいろあります。争点はインフレだけではなかったようです。
「赤い波」がこなかった理由、NYT解説。
・民主支持層の投票率が高かった
・中絶判決が危機感を高めた
・トランプが弱い候補にゲタをはかせた
・インフレ関係の攻撃に民主はしっかり対応
・浮動票は少なくなり、スイングステートも減っているこれらが絡み合ったか。https://t.co/3PLt7DgnyD
— Gakushi Fujiwara / 藤原学思 (@fujiwara_g1) November 9, 2022
その共和党も一枚岩ではありません。
やはり日本国内の論調は駄目だな、トランプ自身と共和党保守派の区別がついてないし。
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) November 10, 2022
アメリカも世代間で政治的な意向に明確な違いがあるようです。
面白いくらい差があるのだな。日本でも本当はしっかりと若者などの意見を反映できる政党が出てくるといいのだが。
米中間選挙に世代交代の波 Z世代は民主、高齢者は共和:日本経済新聞 https://t.co/okWs2iGP2U
— のとみい (@noto_mii) November 9, 2022
中間選挙がどのような結果となり、政治経済にどのような影響を及ぼすのか、予断を許しません。
今のところ、中間選挙の総括はトランプの敗北ということだろうなと。
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) November 9, 2022
この説明が納得感ある。
「選挙で敗れた者の多くは、トランプ前大統領の集会での演説の文言を忠実に繰り返した候補者だった」 https://t.co/UTHXCA9K2i— 池田信夫 (@ikedanob) November 10, 2022