東京都の小池ゆり子知事は、「首の所を温めると防寒効果が高い。私も着ているタートルネックやスカーフなどを活用して首を温めると体感温度が違う。節電にもつながる」「冬の厳しい電力状況を一緒に乗り切るためのツールの一つだ」として、東京都庁の職員にタートルネックを着用するように呼び掛けました。
本格的な冬に向けた節電の取り組みとして、21日から東京都の職員が「タートルネック」などの暖かい服装を着用して業務を始めました。
都は、庁舎内の室温について節電のため20度を目安に管理していくということです。https://t.co/gvoaqHuPva#nhk_video pic.twitter.com/ZhXY4gaySe— NHKニュース (@nhk_news) November 21, 2022
都は「庁舎内の室温について節電のため20度を目安に管理していく」とのことですが、ちょっと寒くないですかね。
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これに対し、疑問の声がひじょうに多く上がっています。
バカじゃねえの。https://t.co/oAJQhExsO0
— 猫組長 (@nekokumicho) November 18, 2022
小さいことながらも危険な兆候だという懸念も。
タートルネックね…組織のトップが着る物についてまで手を突っ込んでくるのは危険。任意とは名ばかりで、少しずつ個人の人権、自主性が削られていく。
— 倉田真由美 (@kuratamagohan) November 21, 2022
都庁がタートルネック着用に。ファシズムじゃん。 https://t.co/UjokgL8sCC
— Tsukasa Shirakawa(白川司) (@lingualandjp) November 21, 2022
空回りしているように感じられてなりません。
【都庁タートルネックだらけ 節電へ】https://t.co/LbtXsdTBx0
もう、政治も経済もイデオロギーも、あらゆるものが「ごっこ」で構成されて蠢き、空回りしているように感じられてならない。— マライ・メントライン@職業はドイツ人 (@marei_de_pon) November 21, 2022
小池都知事の本心はどこに?
世界で圧倒的シェアの中国製太陽光パネル&EV電池。しかもウイグル産。これを締め出そうとする欧米と、逆に手を差し伸べる小池百合子都知事。どこまで“侵略”されたら気が済むのか。冬はタートルネックを着ろ、との言葉にも唖然。友好のフリした侵略に政治家は敢然と立ち向かえhttps://t.co/fSGlhmvozl https://t.co/vgPiRA7FEu
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) November 22, 2022
既視感のある人もいるようです。また、小池都知事提案の盛夏の打ち水の効果もいまだに検証されていません。
「東京都の小池百合子知事は18日の定例会見で、電力不足にともなう省エネ対策として、都民に『タートルネックの着用』を呼びかけた」って、おいおい!かつて「省エネルック」とか言って半袖の背広を着てたバカを久しぶりに思い出した。
— きっこ (@kikko_no_blog) November 21, 2022
20℃というのは環境省が推奨している冬の暖房時の室温ですが、トータルで見て暖房の節約は微妙な気がしますが。冷房では自治体ですでに実証されています。
これ面白い
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1ヶ月ちょっとの間、25℃冷房にしてみたそうです。姫路市役所はおよそ4000人が勤務されているのですが、光熱費は7万円増えました。そして残業時間は平均で2.9時間減ったそうです。これを人件費に換算すると4000万円 https://t.co/1u4QrrUV62— おおくぼやまと@霞ヶ関 (@okubo_yamato) July 24, 2022
タートルネックを着て仕事をしている男性職員は、「暖かく仕事ができている。無理に着る必要はないが、地球環境のことなので、都庁も努力していくし、都民や事業者と一緒に進めていきたい」と話しているようですが、地球環境の前にまずは東京都民のために仕事をしてほしいものです。
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参考:小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和4年10月28日)
ここは急に話が変わるようですけど、膝かけとか湯たんぽなど、冬場のHTTも、減らす、創る、蓄める。これについては変わりがありませんから、そこを自分で守るため、前にマクロン大統領はこの冬はタートルネックで過ごす、とかって申し上げたけど、そんな工夫ですね。ウォームビズですね。クールビズの冬版は、ウォームビズと呼んでいます。