自民・萩生田氏「マスクしているの日本人だけ」にマスク論争が勃発

自民党・萩生田光一政調会長の自民党岐阜県連の会合での発言が話題になっています。

「マスクしているの日本人だけ。対処の仕方変更を」自民・萩生田氏:朝日新聞デジタル
■自民党・萩生田光一政調会長(発言録) 新型コロナウイルスの第8波が来ていますけれども、3年間いろんなことを経験して、見えてきました。日本は「鎖国」をして、こんなに国民がまじめにマスクをして、それでも…

新型コロナウイルスに関する議論の中で「もちろん医療機関をしっかり確保するということと両面で努力をしていきたいが、そろそろフェーズを変えていかないと。」と現状の認識を示し、「今、国際会議に行って、マスクをしているのは日本人だけ。そのぐらい世の中、変わってきました」と言葉を慎重に選んでの発言しています。

この「マスクをしているのは日本人だけ」という部分が良くも悪くも切り取られ、さまざまな反応を生んでいます。

「早く変えるべし。特にこどもは悪影響大」など、賛同の声も多いです。

野党議員からも「ようやく自民党も言い始めたね」と脱マスクに動くことに期待する声も。

屋外でもマスク、黙っているのにマスクというのは確かにヘンですよね。

しかし、アジアではまだつけているそうです。

そのアジア国のひとつであるタイでは、たしかにまだマスクつけているようですが、タイの医師たちが国民のマスク着用をやめるよう政府に要請しています。日本とは真逆の動きです。

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ただし、どうしてもマスクを外してほしくない人は一定数いるので、合議制の日本ではなかなか議論が進まないのかもしれません。

一方、この朝日新聞の取り上げ方に「悪意」があるとの指摘も。

しかし、逆に朝日新聞は「政府側の言い分垂れ流し」をしているとも言われてしまっています。

もはやマスク言論は朝日新聞のコントロールを超えてしまっているようです。

それにしても、長期間のマスク着用は人びとに対してどのような影響が出るのか、とくに子供の発達への影響はどのようなものなのか、国を挙げての社会実験になってしまいました。

われわれはいつまでウィズマスクをつづけるのか heibaihui/iStock