静岡市にあるプロパンガス事業を手がけるTOKAIホールディングスの鴇田勝彦(ときたかつひこ)取締役が、交際費の使い込んで社長を解任された件で、第三者の特別調査委員会がまとめた報告書が公表されました。多額の経費を私的に使ったことや、女性コンパニオンと混浴を繰り返すといった不適切な行為があったと公表しました。
元中小企業庁長官、使い込み1千万円超の指摘 コンパニオンと混浴もhttps://t.co/SZL7dC1GKb
報告書は、社有施設で女性出張コンパニオンを手配した取引先などとの利用が44回あり、「おおむね毎回、露天風呂で混浴を実施していた」と指摘しました。
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) December 15, 2022
鴇田氏は、中小企業庁長官などを務めた元高級官僚で、2005年にザ・トーカイ(現TOKAIホールディングス)の社長に就任しています。グループ会社の再編や持ち株会社化を進めたといわれています。
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なにからなにまで珍しい事例のようです。
TOKAIホールディングスの調査報告書。今までも社長の公私混同事案は沢山あれど、オーナーでもない元官僚社長では珍しいし、なによりここまで混浴がスコープされた調査報告は初めてだし、ピンコンからのクレームで社内法務部がリーガルリスクについて真面目に風営法の観点で分析されてたのもワロタ pic.twitter.com/dyjuVbTbvE
— 哲戸(´・_・`)次郎 (@pp_GIRAUD) December 16, 2022
クビになって当然という指摘も。
例のTOKAIホールディングス社長クビ事件の調査報告書、ざっと目を通したので簡単にまとめときます
会社の金で遊びまくってたことと、出張コンパニオンと露天風呂でめちゃくちゃ混浴しまくってたことが凄いボリュームで書いてありました
そらクビになるわhttps://t.co/bKzQPjaGfd pic.twitter.com/zG6oXV1Lm8
— 野村 純 (@kagimurajun) December 15, 2022
官僚の心の傷と言うか心の闇が垣間見れる事件だという指摘もあります。
コンパニオンとの混浴に同伴するか否かで役員の忠誠心を試す天下り社長(77)、官庁出世レースで惜しくも次官に届かなかった悔恨が地縛霊のように供養されなかったらこうなるのか、と言うモデルケースを見た気がする。
— ボヴ (@cornwallcapital) December 16, 2022
逆に、この世代の官僚は、生きる力が強すぎるのではという見方もあります。
TOKAIホールディングスのお爺ちゃん(77)、会社の金でクルーザー買ったりコンパニオンと露天風呂でイチャついたりと、開成→東大法→通産省→中小企業庁長官というガチエリートの経歴とかけ離れた豪快な交際費の使い方で好感度が高い。大蔵省のノーパンしゃぶしゃぶといい、この世代の官僚はつよい。
— 窓際三等兵@息が詰まるようなこの場所で (@nekogal21) December 15, 2022
調査報告書は想像以上に踏み込んだ内容になっており、話題になっています。
不適切経費使用でTOKAIの社長を解職された鴇田勝彦さんの調査報告書、コンパニオンと混浴が好き過ぎて「コンパニオン」が100回「混浴」が108回も登場https://t.co/qyN7gYtHqk
— 全力2階建 (@kabumatome) December 15, 2022
鴇田氏は「すべて業務に関連するものであって、公私混同して経費を使用したことはないと認識している」などと書面で反論し、現在も取締役に留まりつづけているそうです。