イーロン・マスク氏、約束通りツイッターCEOの辞任を表明

アゴラ編集部

米ツイッターのイーロン・マスク氏は20日、後任が見つかり次第、同社のCEOを退くと表明しました。同氏はツイッターの投票機能を利用して実施して進退に関するアンケートを行いましたが、トップを退くべきだとの回答が過半にのぼりました。

マスク氏はツイッターに「おれはこの仕事を引き受けてくれるばかげた人物を見つけ次第、CEOを辞任するつもりだよ」「それから、おれはソフトウエアとサーバーのチームを運営するだけになる」とコメントしています。

イーロン・マスク氏とTwitter Japanの画像

投票に多くのボットが関わっていて適切な投票だったのかという指摘もありました。

大勢に影響がないとの見方もあります。

もともと辞めるつもりだったから、騒ぐことではない、との指摘もあります。

後任はトランプ氏の長男が予定されているなど、さまざまなフェイクや陰謀論が立ち現れては消えています。

社内文書「Twitterファイル」の公開によってさまざまな内部事情が明るみになってきています。イーロン・マスク氏はFBIが他のソーシャルメディア企業に金を払ってアメリカ人を検閲していたことを確認したということですが、真贋はいかに。

しかし、このような内部事情の公開などからマスク氏はいろいろな人から恨みを買っています。その影響はどれほどだったのでしょうか。

とにかく恨みを買っています

マスク氏いわく、「権力を欲するものは、最も権力を必要としないものだ」。意味深長ですね。

いずれにせよ、いろいろな意味でインパクトのある辞任となりそうです。