ダッカ・ハイジャック事件など多くのテロを指導し、懲役20年の刑で服役していた日本赤軍の重信房子が今年、5月に出所しました。彼女に当時の話を聞いた毎日新聞のインタビュー記事が炎上しています。
日本赤軍の元最高幹部で、懲役20年の刑期を終えて出所した重信房子氏(77)がインタビューに応じました。当時の若者の政治的反乱や、テルアビブ空港乱射事件をどう振り返るのか。知られざる獄中での生活についても語っています。https://t.co/yOwpZXL8pf
— 毎日新聞 (@mainichi) December 26, 2022
この記事を書いたのは平林由梨という学芸部の記者ですが、インタビューしたのは飯田高誉という美術評論家。毎日新聞としての責任を逃れるためかもしれないが、普通はありえない。政治部や社会部はチェックしたんでしょうか。
「わたしたちが犯した過ちを振り返りながら、さまざまな分野で新しい実践を続ける友人たちと出会い、学習していきたい」
重信房子氏へのインタビュー、後編です。安倍晋三元首相を殺害した山上徹也容疑者の行為についても語りました。
— yuri_hirabayashi (@yurio_oyuri) December 27, 2022
内容も重信の主張をそのまま掲載したもの。
「ヒューマニズムのための武装闘争」
この無神経な小見出し。 まるでテロの宣伝ビラ。
「また死者の中にはアーロン・カツィールという生物化学兵器の開発者もいました。」
それであのテロ行為の何かが正当化されるとでも言うのか。
とにかくこんな記事を出せる毎日新聞の感覚は異常。 https://t.co/N60pQah2sR pic.twitter.com/1b0xW018nT
— k u r i t a ⬛ (@kuri_kurita) December 28, 2022
テルアビブ空港乱射事件その他様々なテロ行為をどう説明するのか興味を持って読んだが、基本的には自己正当化とセンチメンタリズムに満ちた中途半端なインタビューだった。シンパに聞かせればこうなるのは当然。
毎日新聞は記事を掲載するにあたり、会社としての評価も解説も不要と考えたのだろうか? https://t.co/wuFC41Dyjy— nobu akiyama (@nobu_akiyama) December 29, 2022
日本赤軍のやったことは「武装闘争」などといえるものではなく、民間人の無差別殺人です。重信は一連のテロについて反省も謝罪もしていません。
まったく反省しないで、テロを正当化してるじゃないか。それを追及しないで無批判に載せる毎日新聞は、重信房子の誇大妄想を信じてるのか? https://t.co/95Qshs03DX
— 池田信夫 (@ikedanob) December 29, 2022
その内容に駐日イスラエル大使が激怒。
毎日新聞が、テルアビブ空港乱射事件(26人死亡80人以上負傷)に関与した重信房子へのインタビュー記事を掲載しました。
「テロリストには、社会で行動する権利はおろか、発言の機会も与えられるべきではない」というコーヘン大使の発言が、広く伝えられて欲しい。https://t.co/2jL9mrvk72
— ユダヤ人と日本 / Jews and Japan (@JewsandJapan) December 27, 2022
テロを容認する日本のマスコミにも問題があります。
重信房子の自己正当化に手を貸し、彼女を利用しているのが毎日新聞だ。TBSもまた重信の出所や出所後の講演会を、テロへの批判や反省もなく好意的に扱っている。これらはオルグと言ってよい“報道”だ。 https://t.co/0OYy1nudhm
— カトウBuNフミヒロ (@mostsouthguitar) December 28, 2022
【週間PseuDoctor】【社会】【報道】「またも大手メディアがテロリストの言い分を垂れ流し https://t.co/pu2hFthnQj 」:形ばかりの対談形式だが、逆に言えば彼女の言い分をそのまま丸ごと載せている訳で、まさに「世間に話を聞いて欲しかったらデカい事件を起こせば良い」を地で行く形。
(1/3)— PseuDoctor@フォロワーさん以外の通知はOFF (@_pseudoctor) December 28, 2022
1970年代に日本赤軍などが壊滅した後、日本ではテロはほとんどなくなりましたが、マスコミには「テロリストの気持ちもわかる」というセンチメンタリズムがまだ残っているようです。こういう平和ボケが、安倍元首相暗殺事件のようなテロを助長するのです。