ル・ビスキュイ・アラン・デュカス(パリ11区)

「ル・ビスキュイ・アラン・デュカス」へ。

ロケット通りは、ムッシュ・デュカスの、ショコラマニュファクチュール、氷菓マニュファクチュール、そしてこのビスケットマニュファクチュールもでき、すっかりRue Alain Duacsse化してる(ちなみに、カフェのマニュファクチュールはお隣の通りにある)。

9月に誕生したムッシュ・デュカスのビスケット屋さん。粉愛が強い私にとって、天国みたいな場所。

おぉ、バシェス柑橘園を引き継いだペリーヌ&エティンヌによる柚子コンフィなんかも売ってる!おいしそう〜。バシェス柑橘園は、猫さんがたくさんいて、柑橘のよい香りと猫さんたちに囲まれる、素敵な場所。また遊びに行きたい。

シェフのフロラと、柑橘、粉、バター生産者の話で盛り上がりながら、粉の風味抜群のサブレ(蕎麦粉のと、ポレンタ粉の、すごく好み♪)や、自家製ショコラやカフェを巧みに組み合わせたショコラがけサブレやパティスリー風サブレをもぐもぐ。

極寒なので、「ル・ショコラ・アラン・デュカス」のショコラショーもごくごく。

はぁ、粉とショコラがあれば、人生は幸せ。

フロラが絶賛して使ってるバターは、10月にノルマンディに行った時に訪ねたジャージー牛牧場のもの。ジャージー牛たちのかわいらしさやこの牧場の製品の素晴らしさでさらに盛り上がる。

おしゃべりつきないけど、ひっきりなしにお客様が入ってくるし、ノエルを前に、マニュファクチュールは大忙しでフロラも仕事に戻らなくちゃいけない。

いつか、一緒にあの美人ジャージー嬢たちに会いに行きたいね~♪

(ジャージーのお嬢さん方の様子はこちらからどうぞ)


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々4」2022年12月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々4」をご覧ください。