ロシアが一方的に「停戦」を開始するもウクライナ東部で攻撃を継続

ウクライナに駐留しているロシア軍に対し、プーチン大統領は「一時停戦」命令を出しました。ロシア国営テレビによると、日本時間6日午後6時から36時間の停戦状態に入ったとのことです。

しかし、ウクライナの報道機関によると、ロシア軍は「一時停戦」後も、ウクライナへの攻撃を続けているそうです。東部のルガンスク州では、停戦入り後もロシア軍からの砲撃があり、ウクライナ全土で空襲警報が出されています。これに対して、ウクライナ軍もロシア軍への攻撃を続けており、停戦とは程遠い状況のようです。

ウクライナは、ロシア軍が時間を稼ぐために「一時停戦」を利用しているとして応じていませんでした。当然ながら、ウクライナやアメリカは強く反発していました。

ほんとうの停戦はいつになるのか ゼレンスキー大統領SNSより

ロシア側が身勝手だというが指摘が多くみられます。

しかし、いつものパターンだという指摘もあります。

侵攻した当初は、ウクライナ側が何度も停戦を呼び掛けたのに、ロシア側は一切応じませんでした。

ロシア語で言う「停戦」というのは、単に弾薬と燃料の補給と配置転換のことだという理解でよろしかったでしょうか。

https://twitter.com/show_murano/status/1611121140570660865

ふつうに撤退してくれればいいのにとわれわれも思います。

しかし、戦闘が長引けば長引くほど、双方にとって停戦のハードルは高くなってしまいます。

また、以前から、プーチン大統領は末期のがんを患っているという怪情報も飛び交っています。

36時間の間に突発的な事故が起きなければよいのですが。