党首公選制導入などを訴えた現役共産党員の松竹伸幸氏が、自身のブログで党から除名処分が下される見通しだということを公表しました。同党の関係者も「除名」処分とする調整に入ったことを明らかにしています。
共産が党首公選制主張の党員を除名へ 規約違反の「分派」と判断https://t.co/CP6JVPD6GQ
共産党は5日、党員の直接投票で党首を選ぶ「党首公選制」導入を求めている現役党員でジャーナリスト・編集者、松竹伸幸氏(68)を党規約上最も重い「除名」処分とする調整に入りました。
— 毎日新聞 (@mainichi) February 5, 2023
日本共産党は「分派を生みかねない」として党員による直接投票で党首を選ぶことを認めていないそうです。
松竹氏のブログによると、所属する京都南地区委員会から一連の言動に関して「規約に反しているので調査する」との指摘があり、5日の地区常任委員会で「除名」処分が決まったとのことです。
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この程度で除名になるとはと、驚きの声が上がっています。
共産が党首公選制主張の党員を除名へ 規約違反の「分派」と判断(毎日新聞)
➡︎このレベルの意見を言って除名。共産党が仮に政権を獲ったとしたら、我々の共産党批判の言論の自由がどれだけ奪われるのか恐ろしい。立憲民主党は共産党と距離を置かないと政権は獲れない。 https://t.co/jCIndVkq5P— 橋下徹 (@hashimoto_lo) February 6, 2023
どの共産党にも言論の自由はないようです。
党内民主主義を求めたら除名されるという自由がない日本共産党。さすがに中国共産党と年子の兄弟政党だな。 https://t.co/cvogR5Vm1K
— 阿比留瑠比 (@YzypC4F02Tq5lo0) February 6, 2023
ある年代より上の方にはとてもわかりやすい構図に見えるそうです。
共産党が政権を獲れば、民主的選挙を唱える人は「反革命分子」として皆、処刑か強制収容所ということだ。分かりやすい
■共産が党首公選制主張の党員を除名へ 規約違反の「分派」と判断 https://t.co/BTHNiV8WXN— 島田洋一(Shimada Yoichi) (@ProfShimada) February 6, 2023
共産党のいう多様性・民主主義とは一般的に考えられているものとちょっとちがうのでしょうか。
共産党の党首選挙を訴えたジャーナリストの松竹伸幸氏が党から除名へ。
多様性(笑)
民主主義(笑)https://t.co/8BLyuQObAZ— Tsukasa Shirakawa(白川司) (@lingualandjp) February 5, 2023
日本共産党をかつて除名された人は当然に批判していますが・・・。
共産党の党首公選を主張した松竹伸幸さんが除名(組織から排除)されたという。本当なら由々しきことだ。僕は党首公選は一つの意見だと思うが、それを受け入れなくとも日本政治の活性化のために共産党の進化は必要だ。志位さんや小池さんたちに思いを伺いたい。 pic.twitter.com/w5bcD74wNc
— 有田芳生 (@aritayoshifu) February 5, 2023
共産党内からも疑問の声があがっています。
統一選前にイメージダウンなのではと心配する声も。
共産党は、松竹さんのいきなりの除名は失敗したな。左派の人も批判しているのが印象的。統一選前にイメージダウン。
元々、組織が高齢化し、赤旗も紙離れで減収傾向。組織の硬直化を覆い隠せなくなった矢先でこれではなと。左翼マーケットの2025年問題、れいわにさらに侵食されそう。
— 新田哲史 @SAKISIRU編集長 (@TetsuNitta) February 5, 2023
松竹伸幸氏は、志位和夫委員長が22年以上君臨し続けることに対して「国民の常識からかけ離れていると言わざるを得ない」と批判していました。
シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由 (文春新書)