ベビーシッター券70万枚配布に「中抜き」批判が沸き起こる

加藤鮎子こども政策担当大臣は、ベビーシッター費用の一部を補助する割引券を令和6年度分は約70万枚とすることを発表しました。

昨年10月に当初の上限のに達したことから発行を停止し、2週間後に再配布するといった経緯があったため、5年度の約1.8倍に設定したということです。

助かるという声の一方で、この制度にはいろいろ問題があるようです。

内閣府特命担当大臣(こども政策 少子化対策 若者活躍 男女共同参画)同大臣SNSより

使える人は限られており、大企業偏重でかなり格差があるようです。

https://twitter.com/ikariboshi1/status/1757372107703672943

ベビーシッター割引券をばらまく口実にしているように見えるという意見も。

「中抜き」されてももらえればうれしいですが、「中抜き」は社会的には大きな損失です。

加藤担当大臣はあまりよくわかっていないようなので、「中抜き大臣」はかわいそうな気がしますがが・・・。

一方、対象となる事業者は大丈夫なのでしょうか。一時話題になったの不正は改善はしているのでしょうか。

その当時の事業者のぞんざいな運営にあの駒崎さんですら絶句していました。

やるからには児童福祉法をしっかり遵守してほしいものです。

そして教員やシッターなどの性犯罪歴確認をする「日本版DBS」の整備が急がれます。

関係ない話ですが、加藤担当大臣は「宏池会のプリンス」といわれた加藤紘一のお子さんで、宮崎謙介元衆院議員の最初の奥さんだそうです。政治の世間って狭いんですね。

いずれにせよ、あまりにずさんな制度は少子化対策にはならなさそうです。