実に3年近くも会ってなかったアラン・パサールと、喜びの再会♪
3年分の近況を交わしたのち、懐かしい厨房に挨拶、そして、新しい内装を見せてもらう。
下のサロン、シャネル傘下の刺繍アトリエ“ルサージュ”と金細工アトリエ”ゴーサンス”が手がけた内装、写真ではたくさん見ていたけれど、目の当たりにするとその存在感というかオーラがものすごい。
アランの名作料理をモチーフにした刺繍の、繊細さと料理のニュアンスある色彩を見事に縫い込んだ表現が素晴らしい。一つ一つがミュージアムピースね。蔦のモチーフなのかな?ゴーサンスの細工も本当にきれい。圧倒的な美を前に、ため息。1時間くらい、ここでアート鑑賞してたいよ。
(インスタグラムに、アランによる内装説明動画あります。)
上のサロン、別のアーティストによる刺繍装飾。アランの農園を描いてかわいらしいけれど、下を見ちゃうとね・・・。オートクチュールとプレタポルテの差。
椅子もナイフレストも、テーブルオブジェも一新。さらに美しくなった”ラルページュ”で、アランのクリエーションがさらに輝くのでしょうね。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々4」2023年1月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々4」をご覧ください。