財務省は、国民の所得に占める税金や社会保険料などの負担の割合を示す「国民負担率」が、今年度(2022年度)は47.5%となるという予測を発表しました。
今年度の「国民負担率」47.5% 所得の半分近く占める 財務省 #nhk_news https://t.co/kjCZFG2sT3
— NHKニュース (@nhk_news) February 21, 2023
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過去最大だった昨年度より0.6ポイント下がったと言われていますが。
2023年の国民負担率は46.8%に下がる
国民負担率は、主に高齢者が増えて、生産年齢人口割合が下がっているから、上がるしかない。
国民負担率と生産年齢人口割合との間、相関関係がー0.67。 pic.twitter.com/VRKWC3HNco
— デービッド・アトキンソン David Atkinson (@atkindm) February 22, 2023
それにしても、けっこう驚きの額ですね。
10万円稼いだら、47,500円を国に分捕られるのか。
子どもの頃は経済大国だったのにな。この30年前後、どこに税金が流れていったのかな。
今年度の「国民負担率」47.5% 所得の半分近く占める 財務省 | NHK https://t.co/VImBw4nlTG— にゃんこほん 鶏がらミント風味 (@nyankophone) February 21, 2023
これでは五公五民じゃないかと囁かれています。
増え続ける国民負担率、五公五民の世界へ!
昭和50年には25.7%だった国民負担率(税と社会保障負担)が、今や46.5%に到達。
租税負担はそれほど大きくなっていないですが、社会保障負担の右肩上がりがすごい。現役負担の拡大です。
四公六民で一揆が起きてた時代もあるわけですが。今後どうなるか?! pic.twitter.com/7KQnkLutET
— 木下斉/ Hitoshi Kinoshita (@shoutengai) February 22, 2023
ただし、社会保障給付はあと50兆円くらい増えるそうです。
信じられないと思うけど社会保障給付ってあと50兆円くらい増えるんですよ。でさらに信じられないことにそのことについて誰も国会で議論してないんですよ。 https://t.co/DAEPJH7QZO
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) February 21, 2023
ちなみに生活保護受給者も高齢者が増加しています。
ちなみにネット民が大騒ぎする生活保護、あれ実は受給者は年寄りが多くてなんと56%を占めます。https://t.co/flKJRddScyhttps://t.co/Ap8lvRKsHX
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) February 21, 2023
このような中で、現役世代から搾り上げるのはそろそろ限界ではないでしょうか。
財務省「日本の税収は過去最高!!」
リーマン・企業「社会保障費上がりすぎタスケテ…」
現役世代から搾り上げて税収アップさせるのもうやめない?アラフォー以下、年収も手取りも激減してシナシナだよ? pic.twitter.com/FvhOqNPrVe— ポンデべッキオ (@pondebekkio) February 20, 2023
サラリーマンの人は気づいていないかもしれませんが、雇用主(会社)が負担する社会保障費も大幅に上昇しています。
きのう出た日銀の論文より。雇主が負担する社会保障費等の対GDP比率は94年の6%未満から今では実に8%超まで大幅に上昇。金額にして11兆円以上。GDPが伸びない中で企業や個人に負担増ばかり強いてきた結果が如実に現れている。これを是正することもなく賃上げ要請なんてヤクザ稼業もいいところじゃないの https://t.co/xsHixscIoe pic.twitter.com/DtepnlRpqN
— リフレ女子 (@antitaxhike) February 16, 2023
20年前の平成11年が35%程度と言われていたので、昔と比べるとかなり上がっています。しかし、主要先進国ではフランスが67.2%、スウェーデンが58.8%などと日本よりかなり高くなっているので、国民負担率自体が問題ではないのかもしれません。
見えないところに負担増の影響が出てきているようです。
「前年の0.81からさらに低下。OECD加盟国の最下位。高い住宅価格や教育費など子育て負担の増加で、結婚や出産をためらう人が増えている」→韓国の出生率が過去最低0.78、2022年 OECD最下位 – 日本経済新聞 https://t.co/LjvH1UBVIh
— 小黒一正 (@DeficitGamble) February 22, 2023
「負担率」は「平均」と同じように必ずしも実態を正確に表していないのかもしれません。