似ているようでやっぱり違う国内旅行と海外旅行

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日本人の平均よりも旅行に出かける機会は、かなり多い方だと思います。

今年に入ってからの2ヶ月だけでも、国内は名古屋、京都、大阪、熱海、そして海外もバングラデシュに出かけています。

出かける回数が増えると、出発前の準備も手際が段々良くなって、国内海外問わず、当日の朝に30分ほどで用意しています。

また、荷物もどんどんコンパクトになって、1週間以内の旅行であれば、ロストバゲージが怖いので、海外でも機内持ち込みサイズでパッキングするようにしています。

国内旅行と海外旅行の境界線が無くなったようにも思えますが、用意するものには違いがあることを忘れてはいけません。

まず、いうまでもなくパスポートです。海外旅行でパスポートを忘れたら国境を越えることはできなくなり、旅行は終わりです。

注意しなければいけないのは、3ヶ月や6ヶ月というように、パスポートの有効残存期間を定めている国があることです。パスポートが期限内であっても、残存期間が足りないと入国出来ない場合があります。国ごとに調べておく必要があります。これは意外な盲点です。

また、海外に行くとき忘れがちなのがコンセントのアダプターです。日本と同じコンセントの国もありますが、使えない国も意外に多いのです。

ホテルで借りられる場合もありますが、小さなものなので持って行ったほうが良いでしょう。私が使っているのは写真のタイプですが、今はもっとコンパクトなものも出ているようです。

更に、海外では、それなりのホテルであっても歯ブラシ、シャンプー、ボディソープなどのアメニティがない場合があります。

先進国でもアメリカでは、歯ブラシが無かったり、ボディソープではなく石けんだったりします。

国内のホテルは通常一通りのアメニティは揃ってはいます。とは言うものの、シャンプーやボディソープが何とも言えない香りで、使うのを躊躇してしまうことがあります。

新興国や地方の古いホテルや旅館に行くときは、念のため、高級ホテルでもらったボディソープとシャンプーのミニチュアボトルを持っていくようにしています。

忘れ物をして旅行に出かけると、いつまでも気になって、旅行の楽しみが半減してしまいます。忘れ物リストを作って毎回チェックする習慣にする。そうすれば、安心して旅行に出かけられ、準備にかかる時間も短縮できて一石二鳥です。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年2月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。