パネルディスカッションで心がけている「3つのこと」

千葉修司さんとのコラボセミナーを会場とオンラインで開催しました。会場は満席。オンラインも300人以上のお申し込みをいただき、400人を超える参加者となりました。

それぞれの講演に続いて、第3部では2人でパネルディスカッションを行いました。

このパネルディスカッションに登壇する際、心がけていることが3つあります。

まず、テーマをいくつか決めておくことです。来場してくれる方が何を求めているかを想像する。そして、トピックスを箇条書きにして、バランス良く時間配分するようにします。

このようにしてメリハリを付けないと、パネルディスカッションが雑談のようになってしまい、ダラダラとまとまらないまま終わってしまいます。中身を充実させるために大切なことです。

また、登壇中は相手の発言を否定しないようにします。あえて、過激な反対意見を言うことで相手を挑発し、盛り上げる演出手法もありますが、私の好みではありません。

相手の発言を受け入れた上で、そこに自分の意見を乗せていく。「1+1=3」の発想です。

そして、最も大切だと思っているのは、打ち合わせをしすぎないことです。

以前、登壇者と事前に内容について入念に打ち合わせしたことがありました。本番でも同じことを話すことになってしまい、なんだか照れくさく、うまくしゃべれなかった経験があります。

大枠のテーマは決めても、詳細は敢えて決めない。新鮮な感覚で、お互いの意見をぶつけることで、思いもしない展開になったりするのが、パネルディスカッションの醍醐味です。

という訳で、本日もどんな展開になるのか予想がつかないパネルディスカッションになります。今からどんな内容になるのか、登壇する私が一番ワクワクしています。

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編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年3月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。