マキシム・フレデリック@シュヴァル・ブラン・パリの復活祭ショコラ(パリ1区)

シュヴァル・ブラン・パリの復活祭。

マキシム・フレデリックは、最愛パティシエであるカミーユ・ルセックの直系弟子。ル・ムーリスでカミーユ、そしてセドリック・グロレに学んだのち、フォーシーズンスでシェフパティシエとして大注目され、ここにヘッドハントされた。

復活祭ショコラは、美しさに目を見張るバラ。バラは、マキシムがフォーシーズンスにいた時から、”彼の花”。一枚一枚手で整形した花びらを丁寧に重ねたオブジェは、職人気質が宿った、全てがユニークピース。微妙に形が違ってて、素敵。

花びらを剥がすと(食べると)、卵が登場。卵を割ると(食べると)、ショコラを纏ったノワゼットがぎっしり。下の台は、ピスタチオプラリネ&バラのコンポート。

とてもおいしいけれど、お粉が足りない。ので、マーブルケーキももぐもぐ。

久しぶりにゆっくりマキシムとおしゃべり。マキシム&チームマキシムは本来ショコラティエでないのに、LVショコラショップのボンボンやホテルのタブレットのクオリティがすごい!から始まりショコラ全般、我々の愛しのカミーユ、LVカフェ、雌鳥、卵、クリーム、ビスキュイサヴォワなど、おいしい話題が尽きないね。カミーユに会いたいね。

柔らかな太陽の光を受けて、マキシムの明るいブルーの瞳は、ほとんど水色。見下ろすセーヌ川の水も、これくらい青ければいいのにね。

マキシム&サーシャ&極上パティスリーチームの皆さん、ブラヴォー!


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々4」2023年2月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々4」をご覧ください。