イラン核武装は「数か月」で可能と米軍トップ:日本はしゃもじに夢中

米軍トップのマーク・ミリー氏が残り数か月でイランが核兵器を開発することが可能であるという見解を示しました。

テヘランが爆弾製造を選択した場合、イランが核兵器を製造するのに必要な期間はわずか数ヶ月である、とマーク・ミルリー元帥は議会で語った。統合参謀本部議長の見積もりは、一部の欧米政府関係者によるこれまでの評価よりも短いものである。

イランは最近になって核兵器級のウラン濃縮を行っていたことが判明し、安全保障関係者は懸念を強めています。

イランの核武装が間近であるという報道を受け、アメリカ国内からは戦争準備を求める声も出ています。

44人の退役軍人による署名入りの公開書簡が月曜日に発表され、イランが核兵器の製造や取得に成功しないように、米国政府はイスラエルへの軍事支援を強化するよう求めました。

対イラン強硬派のクローニング氏は核武装をする前にイランを攻撃することを主張しています。

以前から、イランが核武装に着手した段階で攻撃を仕掛けるとバイデン大統領は表明しています。

日本は中東から石油輸入の90%近くを依存しており、その地域で戦争が起これば国民生活に甚大な被害を与えることになります。

しかし、日本の生命線となっている中東情勢が緊迫する中、我が国の国権の最高機関ではしゃもじをめぐって激しい議論が繰り広げられています。

日本の中東情勢への無関心さは専門家からも指摘されています。

ウクライナで戦争が継続中で、イランとアメリカが戦争をするかもしれないという国際情勢ですが、しゃもじに夢中の日本は今日も平和みたいです。

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