ノギタ教授が覗いた九州電力の原子力発電

最近多くの半導体企業が九州に進出してきています。半導体産業には安定して安価な電力供給は不可欠です。九州電力は、CO2も出さずに安定した発電をする原子力の割合が、2021年では36%に達しています。

当社の電源構成・非化石証書使用状況・CO2排出係数[小売供給分] 九州電力

これは、日本の事情に合ったエネルギーのベストミックスだと思います。ドイツは原子力発電をやめてしまいましたが、EU内で電力の融通が効くので、日本とは電力供給に関する状況が全く違っています。日本には日本に合ったエネルギーのベストミックスを考えるべきで、そのベストミックスは九州電力がすでに実現化しているというわけです。

今回の福岡滞在では、またまた福岡市科学館に行ってきました。ちょうどプラネタリウムは休館でしたが、ゴジラなどの特撮展が開催されていました。そして、九州がシリコンアイランド復活となった要因(のはず)の電力の安定安価な供給。それに貢献している原子力発電や火力発電の仕組みを、子供用に覗き穴から覗くことができる九州電力の発電の仕組み展示も見学してきました。

福岡市科学館 HP

動画のノギタ教授は、豪州クイーンズランド大学・機械鉱山工学部内の日本スペリア電子材料製造研究センター(NS CMEM)で教授・センター長を務めています。